Bonne journée, Photo

Cafe September

201609-111

(written only in Japanese)

バケーションシーズンも終わり、明るい笑い声が溢れていたまばゆいリゾートのカフェも、ようやく淡くゆったりとした時間が流れはじめた頃だろう。人の少なくなった海辺の街は、まだまだ静けさを取り戻すことはないが、それでもパステルブルーの空にはどこか柔らかさが漂い始める。もしかしたら、9月のカレンダーがそう告げているだけなのかもしれない。それでも夏は去りつつある。

逆に大学の街はエネルギー溢れる喧騒に、再び夏がやってたきたような華やかさであるに違いない。多くの国では9月は新しい年度の始まり。新入生たちは、ママの元を離れる不安と独り立ちし始める誇りとで、じっとしてはいられない。街のカフェはありとあらゆることを同時に語り合うもうひとつの教室となり、スマートフォン上ではない自然な会話が久しぶりに広がっていく。

夏よりもぐっと早くなった夕暮れのカフェは、落ち着いた喧騒が好みだろうが、華やかなおしゃべりが好みだろうが、いつもそこにあって遠くを見つめている。おそらくは、遠く何かを思うのは、コーヒーでも飲んでひと息つこうとしているあなた自身の影なのだが。

 

Bonne journée, Photo, photo challenge

Weekly Photo Challenge: Rare

201608-301
Saru-hashi bridge at Yamanashi over the rapid

Saru-hashi (猿橋) bridge is lesser‐known but drawn in a Nishikie (錦絵) by Hiroshige (広重). The wooden bridge was built over the rapid where it was difficult to use pillars. Typically, in that case, suspension bridges are common solution but it was built with another classical way named “Hane-bashi”, literally drawbridge.

201608-303

According to the Wikipedia, it is said that there’s no wooden Hane-bashi left in Japan and Saru-hashi is not the exception, that is, Today’s Saru-hashi was rebuilt with steel frames for safety.

201608-305

Interestingly, there are four different bridges side by side there:

  • Saru-hashi, a pedestrian bridge
  • New Saru-hashi (route 20)
  • Water bridge for a power station
    and
  • another one

In response to the weekly photo challenge, Rare by The Daily Post.

201608-302

 

Bonne journée, Cross Cultural, Photo

silent scream

201607-511

(written only in Japanese)

誰が言ったのか知らないが、あくびはコーヒーが欲しいという声のない叫びだそうだ。なかなかいい表現である。もう退屈だからさっさと先に進んでくれと心の奥底で叫び声を上げながら、実際にはそんな素振りも全く見せず、淡々と進む会議の行方に身をまかせるなど日常茶飯事だ。さっさと終わりにして家に帰った方が、明日から良いアイデアが浮かぶなんて、思っても口にしないのが封建社会のマナーというものである。あくびはなるべく目立たないようにするのも社会人としてのルール。声は出ないが、ライオンの声でも重ねたらぴったりしそうな大口を開けて、無言の抗議をするのが精一杯というところだろう。
「あくびをしているやつは、真面目に聞く気がないやつだ。」
などと生産性の低い指摘をする時間があったら、誰もが前のめりで話が聞きたくなるような中身を考えた方が良い。

日本の会社組織は世界的に見て生産性が低いそうである。ドイツと比べて労働時間は長く、ひとりあたりのGDPは低いという話は良く聞くお決まりのロジックだ。それが何かの指針になるか否かは別にして、少なくとも一所懸命働いてる割には生み出すものは少ないと言っているわけで、時間あたりの賃金が安いという類の話ではない。無駄に働いてる時間が多いとか、頑張ってるのに駄目だと言われているほうがむしろ近い。そこで思うのである。コーヒーが欲しいという沈黙の叫びをあげるくらいなら、とっととコーヒー飲んで違う事をやってはどうかと。

いつもの年のように、フランスの同僚は順番にバカンスを取り始めた。何があっても3〜4週は連絡がとれないだろう。「たまにはちょっとだけメールを読むから何かあったら遠慮なくメールしてくれ」なんて言われても、実際のところメールして家族との大切な時間を邪魔する気はまったくない。しっかりリフレッシュして、アイデアいっぱいで仕事に復帰してくる彼らのほうがありがたいではないか。昼休みには家に帰って小中学生の子供(子供たちも家に帰って食事するケースも多い)と食事をする彼らも、重要だと思えばランチミーティングで議論を交わす。いつまでたっても工事が進まないのんびりした彼らも、必要となれば遅くまで仕事を続ける。要は、生真面目ではないが合理的な考えは持っているという事なのだろう。
こちらといえば、せいぜい大きなあくびで社会に抗議するのが精一杯。せめて、少しだけでも自分のスタイルを捨てないように意識したいものである。文化の違いは認めて尊重できるのが社会的動物たるものなのだ。

とはいえ、夏も後半になれば「バカンスはどこに行った。」と聞かれることは間違いない。
「いや、だから、日本はせいぜい1週間しか休めないんだよ。知ってるだろう。」
「あぁ、そうだった。で、どこいったんだ?」
今年は、ネタを探しておこう。

201607-512

Photo, photo challenge

Weekly Photo Challenge: Narrow

201607-501
narrow channel

“How wonderful our high-ceilinged room is.”
“Definitely! (Don’t tell a lie. I have much preferred small and narrow places since I was a kid.)”
“How wonderful!”
“Yes! (I’ve told my wife a lie again)”

This is a dialogue of TV Ads about house builder in Japan. To my way of thinking, we love to be more or less in narrow space even if we are longing the wide world.

In response to the weekly photo challenge, Narrow by The Daily Post.

Photo, photo challenge

Weekly Photo Challenge: Cherry On Top

201607-411

If you are mechanically inclined, your cherry on top could be metallic things or shapes having industrial design. When I was young at school, my favorite was sleek and streamline-shaped design like a product by Luigi Colani. His design gave me a somehow organic impression also.

Now I’m interested in classical shape rather than future one probably because, I suppose, there is beauty of sophisticated process and form in classical designs. For instance, A wheel cover of VW should be chromium plated, an airplane should have propellers and be painted with blue and white, a big ship should have huge funnel etc. Today we know hard chrome plating is not required anymore. Some thinner pipes are installed in the funnel. However, also we know, these designs are needed as a cherry on top.

古いフォルクスワーゲンのクロームキャップも、青や白で塗り分けられたプロペラ機の機体も、大型船の巨大な煙突も、様式としての美しさという点では欠くことのできないものだろう。ケーキの上のさくらんぼのように。

201607-412

In response to the weekly photo challenge, Cherry On Top by The Daily Post.

201607-413