Bonne journée, photo challenge

short summer days

After an extremely busy week of July, suddenly unexceptional hot summer had come, and then a bit cool summer has been back again as usual. It was just 5-days summer. Now it takes 20 degree (less than 70F) and you have patchy rains.
I have been mostly absent from the blog sphere and perhaps will be for a while. Excuse me for my lazy response.

30度超えも1週間と続かなかった夏が終わったようだ。8月も半ばになれば秋の気配だから、もう暑い日はこないのだろうかと寂しくなる。少々仕事が忙しいこともあって、ブログ上には殆どいない。反応が悪くて申し訳ないが、ご容赦いただければ幸いである。

A small and late contribution to Nancy Merrily’s A Photo a Week Challenge: From the Side.

Bonne journée, Photo

rabbit

誰もいない早朝の森を抜けて草原を見渡せば、たくさんのうさぎの耳がこちらをうかがっていた。ようやく日差しがあたって暖かく食事が出来る時間になったと言うのに、人間という生き物が生活圏に入ってきたので困っているのだろうか。明らかにリラックスしている時とは違って、警戒してピンと立てた耳が朝日に透けてオレンジ色に輝いている。

もはやうさぎ穴に落ちることができなくなった大人には、立ち入ることが憚られるちょっとした楽園である。

Bonne journée, Cross Cultural

Fête nationale du 14 juillet

日本語だと「革命記念日」とか「パリ祭」であるし、英語なら”Bastille Day”(バスティーユ牢獄襲撃日)なのだが、フランスは単に «Le Quatorze Juillet»(7月14日)と言う。アメリカで独立記念日を日付で言うのとも似ているが、「フランス国祭の7月14日」とは言っても、「フランス国祭」とは言わない。

前夜となる7/13の深夜は年越しイベントのように花火がうるさくて眠れなかったし(GoogleですらDoodleをクリックすると花火が上がる)、恒例のシャンゼリゼの軍事パレードもあっていつもと変わらないようにも見えるが、イベントはいくつも中止されたようだ。パリから遠く離れたブルターニュでも戦闘機が低空で通り抜けたりしたものだが、それも今年は気づかなかった。そもそもフランスでワクチンが義務化されるなど、誰が予想しただろう。義務は医療従事者だけとはいえ、レストランの従業員もワクチンパスポートが必要となれば実質的には同じことである。それだけフランスは追い詰められているという事でもある。

午後になってようやく日差しが戻った7月14日の夜が、いつもの静かな夜であることを願っている。

Bonne journée

summer

もうかれこれひと月近くなる。正確に言えば、ちょうど4週というところだ。全くだめとは言っているつもりはない。それどころか今が冬ならいつも通りなのだろう。でも4週ともなると気も滅入る。天気の話である。天気の話など社交辞令的な挨拶を始める共通語みたいなものだとか、話したところで何も変わらない無味乾燥の枕詞だとか、いろいろ散々に言われるが、4週も寒い日が続くとそれはそれでひとつの共感の源である。

ブルターニュ地方は、おおよそ10月から4月の間、曇ったり降ったりを繰り返す。晴れは続かない。まれに非常に寒い朝がやってきて、その日は1日雲ひとつない快晴となることもあるが、大抵は晴れても半日である。一日中曇っていて、ほんの30分ほど日差しがあるほかは、小雨がふったり止んだりということも多い。おかげでブルターニュの人は傘をさしてバーベキューをすると揶揄されたりもする。

これが5月頃から秋の気配を感じ始める9月初旬までは、天気はだいぶ良くなる。特に6月中旬から7月は日本の真逆で爽やかな夏が楽しめる最高の時期である。誰もが外に出て短い夏を謳歌する。家の庭で食事をしたり、公園の芝生に寝転んで読書を楽しんだり、時に下着姿で日光浴をしながら一所懸命太陽を溜め込む。今溜め込まないと冬の間に体からすっかり光が抜け落ちてしまうとでも言わんばかりである。

その夏の光が今年は全くない。

いや、全くないというのは言い過ぎかもしれない。20度に届かない時々小雨がぱらつく外のテーブルでコーヒーやビールを楽しむ人はたくさんいる。もはや意地である。もうマスクはいらないなどとミスリードな事を言う政治家に乗せられて、2年前の夏に急速に戻ろうと必死になって外に出ているようにも見える。その結果、たった1週間で感染者は倍になった。もうロックダウンはしないと言ってはいるが、8月中にはロックダウンせざるを得ない水準になるだろうという声もちらほらあって、本来の夏の日差しを感じる頃には厳しい状況になるのかもしれない。

もう夏は戻ってこないのだろう。

もちろん悲観的になる必要など全くない。ただ、誰もいない色褪せた池の反射を眺めながら、案外そんな中にさまざまな色を見つけるような、そんなどこか憂う夏があるらしい。

Bonne journée

Bretagne

「パリはフランスとは違う。だから、マスクもしないたくさんの若者がセーヌ川のほとりでビールを楽しんでいるなどと、パリの事をフランスの事のように話さないでほしい。」

しばらく前に少しだけお知らせしたテキストの全文を公開しました。「le vent d’ouest(西風)」というタイトルでシリーズ化できたらと思っています。まずは、Bretagne(ブルターニュ)について。上のバナーからもリンクしています。

Bonne journée, Photo

grumbling rain

夏の光が次々とこぼれ落ち始めて、もうこれで少しくらい寒い日があってもそれを受け入れられそうだなどと勝手に決めつけてからいくらも経たないうちに、ツンと酸味が鼻に抜けるようなシードルの香りも足首に抜ける青臭い風もすっかり忘れ、冷え切った雨が錆色の石畳を濡らす遅い春が戻ってきてしまったようだった。もはや掴みどころのない不安でも不確実な明日への焦燥でもなく、単に果てしなく続く倦怠感の深さを表すだけとなった毎日の数字に、乱雑なカフェでのおしゃべりと時計仕掛けの職場に揺れるマスクとが今日と明日との隙間を行ったり来たりする。少し行き過ぎた夏の日差しを冷やすには程よい雨が、夜10時を過ぎてようやく夕暮れを迎える夏至の悪徳を洗い流す6月の終わり。もう夏は来ないのだと、すれ違う自分がささやいたような気がした。まもなく不愉快な汗が楽しみになるはずと、冷気が流れ込む窓を閉めようとする自分が言い返した。

夏の暑さが来ると同時に屋外でのマスク着用の義務も無くなったフランスは、羽目を外した大騒ぎとそれに眉を顰める人々とのバランスで成り立っているようにも見える。一部では目立って新規感染数が増え始めているとのことで、来年に大統領選を控えた今は打つ手が少ないのだろうか。