Cross Cultural

podcast


 先日、毎日のように聞いているPodcastが過去一年のまとめというのを出力してくれるというので、試してみた。分かっていた事だが、普段聞いている音楽の90%がジャズ、8%がラテン、2%がクラシックだそうだ。たまにはロックも聴いている気がするするが、このPodcastではほとんど聞いていないという事なのだろう。

 このPodcast以外も含めた実感としては、6割ジャズ、2割ラテン、1割がクラシック、残った1割がその他という感じだから、分析は外れているわけでもなさそうだ。車を運転する時はFMラジオなので、それまで含めたら、J-POPだってそこそこ割合が高いのだろうが、選んでJ-POPを聞いているわけでもないから、好みという点では実に正しい。恐ろしいものである。そんなところまで個人情報が収集されているというわけだ。

 この個人情報を使ってお勧めされるのは、別な番組であって、間接的にオンラインやCDの音楽の売り上げにつながるのだろうが、たいして害はない。これがGoogleなら山ほど広告が出てきて辟易させられることになるのかもしれない。

 もう、Google検索はほとんど使っていないが、広告は避けようもないし、税金みたいなものだと諦めもついた。せめて、もっと怪しいYahoo!だけでも避けておこうとしてはいるが、当たり前のようにLINEの連絡とPayPayの支払いを要請されるので、困っている。

 ところで、日本のPodcastは音楽を聴かせてくれるものが少ない。どうやら日本の場合は著作権関連の管理が曖昧なケースが多いというのが理由だと聞くが、そうなのだろうか。確かに日本のテレビ番組が海外で放送できないのは、権利関係が解決できないからだという話はあった。でも、今どき、日本国内に限定していても生き残れないのだから、権利関係くらいクリーンにしても良さそうなものだが…。

Cross Cultural, Photo

(Floral) Friday Fragments #285


 毎年楽しみにしていた南国風の木槿が、今年はどうしたことかオクラに見える。花の色も大きさも全然違うのに、どうしたことか。身体がバテてオクラを欲しているのか、単に卑しいのか。

 どちらもフヨウ属(ハイビスカス属)なので、花が似ていても驚くようなことではないが、特に南国の花というわけではないというあたりは驚いた方が良いのかもしれない。日本では、特に亜熱帯に咲くフヨウ属の花の一部をハイビスカスと呼んでいるということなのだそうだ。じゃあ、誰がハイビスカスを南国の花として広めたのか?という疑問が湧いてくるが、暑いせいか、もう調べるのも面倒になった。

 この写真は、もしかしたらお気づきの通り、朝の光に照らされている。日中に見ると真っ白で目に眩しいムクゲなのだが、朝はオレンジがかった陽の光に染められて、かすかに黄色味がかった白をしている。これもまた、暑いせい。もう日中に出歩く気にはなれない。写真を撮ったのは朝6時を少し過ぎたくらいの時間だが、それでも日差しが当たると痛いほど。

 あと一月もして9月の半ばになれば、多少はマシになるのだろうか。

Photo

Mostly Monochrome Monday #465


I suddenly remembered that the airplane, making a languid hum as it flew beneath the dark rain clouds, was headed for the needle-like runway of a beautiful remote island.

黒々とした雨雲の下を気だるい音を立てながら飛ぶ飛行機がむかっているのは、美しい離島の針のような滑走路だと急に思い出した。

A Part of Mostly Monochrome Monday

Bonne journée

タイパとカモフレ


 タイパという言葉が広く認知されるようになったのは、わずか数年前の話らしい。Webをあさってみると2020年前後から一般化したといった説明もある。コロナ禍の真っ只中である。自分はといえば、その頃は日本を離れていて、帰国してみたら意味不明なタイパが使われていたという記憶はあるのだが、残念ながら浦島太郎の世界だ。タイパという考え方の是非はともかく、これだけネットワークやAIが発達して、たっぷり時間ができたというのに、まずは答えを求めるなんてどういう事?という疑問だけは隠さず言っておきたい。

 ただ、どこかのアメリカ人ジャーナリストが、「スマフォがなかった昔はどうやって暇つぶししたんだろう?」なんて書いているところを見ると、タイパと時間的余裕は別な話なのかもしれない。昔は何でも忙しかったのだ。せっかく時間的余裕が出来たのに、タイパを求めるなんて、もったいない。AIのサマリも常識になって、仕事で会話していても読解力の低下を明確に実感するのだ。

 最近の新語といえば、カモフレなんてのもある。こちらの方は、タイパに遅れること数年、2023年前後からの言葉だそうだ。つまり流行ったのはコロナ禍がひと段落ついて過去の話のように語られ始めた頃だ。マイナビによれば、「恋人はいらないけれど1人は寂しい……という気持ちを埋めてくれるのがカモフレの存在」という事なので、こちらの方は、昔と何も変わっていないのかもしれない。昔から、恋愛関係にはなりたくないが(あるいはなれないが)、異性の友達と過ごすのは安心するといった話はよく聞くことだ。そんな感情に今風にカモフレという言葉を作ったという事なのだ。キスフレとかオフレとかいった言葉は、きっとカモフレの派生語に違いない。

な〜んだ、ひと昔前はそれを「友達以上・恋人未満」と言ったのだ。相手に彼女・彼氏が出来たら距離も置くし、その彼女や彼氏との関係についての相談にも乗る。そんな頼れる異性の友達がいたって良いではないか。友達以上・恋人未満なら昔からある。もし、そう思ったのなら誤解らしい。私と同様、あまり若くはないって事かも知れない。

 カモフレはあくまでもカモフラージュであって、一緒に温泉宿に行っても性的な関係は一切ない。ホントにそうなのかどうかは知らないが、ある記事によればそうらしい。昔だってそういった関係はあったかもしれないが、性的な関係まであるのに恋人ではないという感じが「友達以上・恋人未満」にはあった。もしかしたら、昔のアッシー君の関係に近いのか?

 タイパと同じで、従来からの文脈では捉えられないものがあるから、新語ができたのだと理解するべきなのかもしれない。コスパだって、いつも良い意味で使われるわけではないのに、タイパなのだから、単純に昔からの価値軸で物事を見るべきではない。

 でもなあ、コロナの時期に何があったのだ?
 だんだん心配になってきた。