
肩を押す春風の重みに頭を垂れ、
こめかみを締め付ける冷気に肩をすくめ、
目尻に刺さる鋼色の三日月にまた宇宙を見上げる。
繰り返す昨日と明日が同じでないことに
間も無く脱ぎ捨てるコートを思い出して安堵を覚え、
繰り返す昨日と明日が同じであることに
腕まくりするシャツを思い出して不安を感じる。
チチと鳴く鳥を探して甘ったるい空を見上げるのが春の兆し。
まだ冬枯れの梢にも、咲き始めた寒桜の花の間にも、鳥が忙しくしていた。

capturing in prose

肩を押す春風の重みに頭を垂れ、
こめかみを締め付ける冷気に肩をすくめ、
目尻に刺さる鋼色の三日月にまた宇宙を見上げる。
繰り返す昨日と明日が同じでないことに
間も無く脱ぎ捨てるコートを思い出して安堵を覚え、
繰り返す昨日と明日が同じであることに
腕まくりするシャツを思い出して不安を感じる。
チチと鳴く鳥を探して甘ったるい空を見上げるのが春の兆し。
まだ冬枯れの梢にも、咲き始めた寒桜の花の間にも、鳥が忙しくしていた。


Hydrangea macrophylla was originally from Asia, typically Japan, and brought to Europe. It is said that it was brought through the silk road a thousand years ago. It blooms in June to July in Japan but in August as well in Europe.
Dead petals are also beautiful, don’t them.
Lens Artists Challenge #236 – East Meets West
