Bonne journée, Photo

autumn

もうずいぶんと長い間自分の事を書いていないような気がしている。書いていない訳ではないだろうが、何を書いたのかすら忘れてしまうのがいつもの癖のようになっている。それは恐らくは代わり映えのしない日常が、何かを忘れるように仕向けているからに違いない。

フランスでは新型肺炎の感染が拡大を続けていて、厳しいロックダウンで一度は安定した状況も再び悪化し始めている。誰もが列に並んででも検査を希望し、一方で誰もがいつものカフェでいつものようにおしゃべりをしたがっていて、そしてそのアンビバレンツな状況を誰もが気にしていない。それが代わり映えのしない日常でもある。いちいち何が起こっているかを考えるようなことでもない。

代わり映えのしない日常が代わり映えのしない時間の中で過ぎて行けば、ある日突然気づくこともある。何も変わっていないと思っていた風景が、ある日突然グルグルと回りだす。昨日まで光り輝いていた夏は雨に濡れる秋となり、どこか埃っぽかった森が、生き生きとした鮮やかな色を纏いだす。今まで気づきもしなかったリスが下草の枯れた森の奥を走り回り、苔むした大地の中で湿った青い匂いが鼻をくすぐる。風に散る秋の葉はもうすっかり朱に染まっている。

いつものように森を歩き、いつものようにウサギの後を追えば、着古したジーズの裾は泥に汚れ、肩には雨水がシミを作る。ほっとする秋である。

Photo, photo challenge

A Photo a Week Challenge : The Road Not Taken

For a long while, I have forgotten how to take a bus. I know I’m having an ID on which my face is printed and still a few available tickets are recorded. I recognise I’m having a few coupons in my wallet. I am aware one hour ticket a guy of car garage gave me is left in my pocket. I know but I don’t. I am conscious of what I could. On the road again.

Pas maintenant. J’espère.

しばらくの間、バスに乗ることを忘れていた。カードには有効なチケットが記録されていたはずだし、カルネも財布に残っていた。ポケットにだってガレージでもらったのが残っていた。でもバスに乗らない。わかっている。また戻ろうと。

でも。

A contribution to A Photo a Week Challenge: The Road Not Taken by Nancy Merrill Photography.