Bonne journée, Cross Cultural

220°Celcius


220°Celcius と言う名前のクレープ屋さん。
古い写真を見ていたら出てきたのですが、何だかセンスが良いなあと。伝統的なクレパリでもないし、よくあるカジュアルな作りのカフェという感じではあるのですが、妙に不統一な椅子とか、くすんだ青い文字とか、それが何だか良くて写真をポストすることにしました。

お店の名前はきっとクレープ台の温度から来ているのでしょう。とは言っても、ここで言うクレープはデザートクレープではなくて、蕎麦粉のガレット。知人に聞いたら、いまだに実家にかまどのクレープ台が現役であるよとのことで、伝統ってそんなことなのだなと実感しました。

これからの季節、夕方20時くらいからはきっと混むんだろうなあと想像しながら、横浜近郊のクレパリを探してみています。

当たり前のように食事していると、案外写真を撮っていません。ガレットの写真を撮っておけばよかった。

Bonne journée

値上がり


 まあ、色々値上げである。
 食料品は、この10年で1.5倍から2倍くらいになったような気がする。元々軽かったポテトチップは、内容量が2/3くらいになり、値段は1.5倍くらいになったから、実質的に倍くらいになったのだろう。価格構造を知る身からすれば、かなりの便乗値上げが含まれているが、そうしたことも含めて、市場経済というものである。

 一方、給料が上がらないなんてのは当たり前の時代になったが、労働市場が北米ほど流動的にはなっていないから、上がらなくて当然でもある。しかも、日本にはサービスへの対価という概念もない。だから、どれほどサービスを良くしても、価格には添加しにくい。

 そこにきて、円安である。4年ほど前に下落するよと警告したにもかかわらず、誰も相手にしなかった円安。何でも高いのは当然ではある。日本は輸入に頼っている国なのだ。輸出産業の利益が出たのは、円が安かったからではなく、円の競争力があったからなのだ。

 さて、何でこんなつまらないことを延々書いているのかといえば、MacBookである。昨年、思い切って買い替えたMacは、もはや手がでないほど高い。単純には比較できないが、自分が使っている構成だと、8万円くらい値上がりしたような計算になる。差分で iPadが買えるじゃないか!なんて思ったら、iPadもかなり値上がりしていて、そう簡単な話でもなかった。

 もはや、世界は以前の世界ではなくなったのだろう。やれやれ。

Bonne journée

Building up a New Nest

This must have seemed like the perfect spot for this pigeon. A newly created, flat area where no one ever goes. Half of it is sheltered from the rain, and the netting blocks the view from outside. For days, she had scouted the location repeatedly, making sure no one would come, before finally starting to build her new nest.

But there was something I had to tell her. The reason no one had come was because the construction had been delayed by the rain. People would be passing through here tomorrow, and the scaffolding itself would be dismantled next week. Before she laid her eggs, she would have to move somewhere else.

I wasn’t sure if she would understand what I was saying, but I went to tell her anyway. When she saw a huge human suddenly appear, she panicked and never came back.

I’m sorry.


 この鳩にとっては格好の場所に思えたのだろう。新しくできた誰も来ない平らな場所。半分は雨に当たらず、外からの視線はネットで遮られている。数日前から下見を重ね、誰も来ないことまで確認してようやく作り始めた新しい巣。

 でも、彼女に伝えなければならないことがある。人が来なかったのは、雨で工事が遅れたから。明日にはここを人が通り、来週には足場そのものが解体される。卵を産む前に、他の場所に移動してもらうしかない。

 言葉が通じるかどうかわからないが、仕方なくそう伝えに行くと、突然現れた巨大な人間を見て慌てふためき、もう二度と戻らなかった。

 すまない。

Bonne journée

Barcelona


At the time, the Tower of Jesus Christ didn’t exist. It was the fall of 2019. To be precise, it was there, but still hidden behind smaller towers. I went there on a long weekend, simply to stroll around Barcelona and soak up the Catalan atmosphere. I had never been there before, but like many others, I knew there well through countless photos, TV shows, movies, the Olympics, and, interestingly, a Queen song.

I was working in France and decided to go somewhere on the weekend. Anywhere would have been fine, but Barcelona, ​​which I knew well, seemed interesting. The deciding factor was the flight. For only 50 euros, there was no reason to hesitate. Although, a mid-night taxi fare also costed 50 euros, so the cheap flight was somewhat pointless.

Watching the magnificent completion ceremony and mass of the Tower of Jesus on television was a deeply moving experience. It’s not often you get the chance to experience history in real time.

 あの頃はまだ、イエスの塔は存在していませんでした。2019年の秋のことです。正確に言えば、塔自体は存在していましたが、まだ小さな塔の陰に隠れていました。週末を利用して、バルセロナを散策し、カタルーニャの雰囲気に浸るためにそこへ行くことにしました。それまで一度も訪れたことはありませんでしたが、数え切れないほどの写真、テレビ番組、映画、オリンピック、そしてクイーンの曲を通して、バルセロナをよく知っていました。

 当時はフランスで仕事をしていて、週末にどこかへ行こうと思っていました。どこでもよかったのですが、よく知っているバルセロナが面白そうに思えました。決め手の一つは航空券でした。たった50ユーロ(当時レートで6,000円)だったので、迷う理由はありませんでした。とはいえ、空港からの深夜のタクシー料金も50ユーロだったので、格安航空券は少々無意味だったかもしれません。

 テレビで見たイエスの塔の壮大な完成式典とミサは、感動的でした。歴史をリアルタイムで体験できる機会はそうそうあるものではありません。

Bonne journée

Steps


These stone steps used to be my favorite spot. It’s a lively place at night, so on Sunday mornings you might find bottles of alcohol left behind, but on rainy days, it shows a different side.

かつてお気に入りだった石の階段。夜は賑やかな場所だから、日曜の朝は酒瓶が置き忘れていたりするけれど、雨の日は別な表情を見せる。

I wonder if the person who sat on these stone steps and spoke of their dreams has now achieved them.

この石段に座って夢を語った人は、今頃夢を叶えたのだろうか。