Bonne journée, Photo

Cafe September

201609-111

(written only in Japanese)

バケーションシーズンも終わり、明るい笑い声が溢れていたまばゆいリゾートのカフェも、ようやく淡くゆったりとした時間が流れはじめた頃だろう。人の少なくなった海辺の街は、まだまだ静けさを取り戻すことはないが、それでもパステルブルーの空にはどこか柔らかさが漂い始める。もしかしたら、9月のカレンダーがそう告げているだけなのかもしれない。それでも夏は去りつつある。

逆に大学の街はエネルギー溢れる喧騒に、再び夏がやってたきたような華やかさであるに違いない。多くの国では9月は新しい年度の始まり。新入生たちは、ママの元を離れる不安と独り立ちし始める誇りとで、じっとしてはいられない。街のカフェはありとあらゆることを同時に語り合うもうひとつの教室となり、スマートフォン上ではない自然な会話が久しぶりに広がっていく。

夏よりもぐっと早くなった夕暮れのカフェは、落ち着いた喧騒が好みだろうが、華やかなおしゃべりが好みだろうが、いつもそこにあって遠くを見つめている。おそらくは、遠く何かを思うのは、コーヒーでも飲んでひと息つこうとしているあなた自身の影なのだが。

 

Bonne journée, Photo, photo panoramique

the summer was

201509-211

A fine weather after the heavy rain told me that the summer was already over.
Glasses were just a memory of the beaming sun.

ひどい雨が通り過ぎてみると夏は終わっていた
サングラスは刺すような太陽の記録に過ぎなかった

Bonne journée, Photo, photo panoramique

夏の日

201508-510

遠くくぐもった雷鳴を聞きながら、こぼれ続ける甘い匂いをぼんやりとかいでいた。
手の甲に残った暑い一日の終わりの光が、いつのまにか無くなっていた。
他人事のように、また雷鳴が聞こえた。