
(日本語は少し下にあります)
There is a saying that the weather is good for ten days after the end of the rainy season. This is old knowledge that the high pressure in the Pacific Ocean becomes stronger, hot winds from the heated sea in the south cover Japan, and sunny weather continues. It would be nice if this means the end of the humid air of the rainy season, but it also means that the intense heat is about to begin. Sigh.
「梅雨明け十日」なんて言うが、今年は長い長い真夏のような梅雨の中休みがあったので、どこが梅雨だったのかわからなくなっている。「梅雨中十日」であった。で、そろそろ本当に梅雨明けしたなと思える暑い十日が過ぎた。(それなのに、この写真は盛夏じゃないじゃないかと言われそうだが。)やれやれ。立派に暑い。
これからの季節にも百日紅とか夾竹桃といった夏の花が楽しみではあるが、やっぱり真夏は花が寂しい。ハナスベリヒユも、朝のいくぶん涼しい時間帯に動くからまだ咲いていない。そんな寂しさを感じながら、やっぱりヨーロッパは夏は涼しいんだなと思うのである。もちろんヨーロッパだって夏は花が減るのだが、ずっとたくさん咲いているのだ。紫陽花だって夏の花である。
だからたまにやってくるサハラ砂漠からの熱波で、北部フランスやドイツは大変なことになるのだ。40度も気温があるのに、エアコンなんて入っていない。たった数日のその暑い日のために、エアコンを買うのは考えにくい。
じゃあ、やっぱり日本の方が過ごしやすい?なんてことはもちろんない。



