
A Part of Wordless Wednesday


capturing in prose

夏の市街地の地図よりも深く
黒猫の足音ほどに赤みがかった踵の釘
トコ ト
トコ トコ ネコ
トコ トリ トコ ネコ トコト
コリ ネコ トコ トリ
重苦しい南風に連れ去られまいと
青い小石にしがみつく栃の実色の飾り羽
ンツ ンツ
ナツ デニム ウミ
ウミ ナツデ ニムニム
クロ ニム ナツ デニムニ ムクロ
冬の幹の隙間よりも空虚に
小鳥の囀りほどに青みがかった朽ちた種
コト コ
トコ ネコ ト
コトリ トネコ トコト
リネコ トコト
凍らない雨に流されまいと
キンとした針金に絡め取られる土色の骨
チク チタ
ハニ コオル ツチ
クチ タハ チクチ
コドウ コオル クチタ ダイチ
茫々と沈む冬の海図より重く
猫の瞳に写る小鳥ほどに黙した息
正直に言えば思ったほどの音が響かない。だからここに公開するにはかなり手直しが必要かとも思ったが、習作としての成果は十分にあったと感じないでもない。厳しいコメントも歓迎である。ただ、出来がどうであれ、ひとつだけ必ず記しておかなければならないことがある。このタイトルは、paprica.doodle さんのハッシュタグが起点となっている。元の意図とはまるで違ってはいるだろうが、ご容赦願いたい。

Everything was vague but it was always new. New day was covered by a vail of uncertain tomorrow but was our future. Nothing was different but still new.
(taken with a hand-made filter)
何も変わらずとも、何かが曖昧で不確かであろうと、新しい明日はある。
(手作りフィルタにて撮影)
A contribution to A Photo a Week Challenge: Something New by Nancy Merrill Photography.