Cross Cultural, Photo

Floral Friday #223


 いつの間にか梅雨の気配がしてきた5月の晴れ間。咲き出した控えめなハスのクリーム色の花弁を見ながらひと息ついた。ようやくホッとできる見慣れた街に戻ってきたというのに、豪勢なピンク色の背の高いハスが咲き乱れる異国の池を思い出していた。人間は不思議なものだなと、使い古された感想に苦笑いする。
 5月の関東といえば、大抵の年はそこそこ好天の日が多い梅雨前のホッとできる時期だが、今年は曇天が多いからか、なかなか出歩くのが億劫だ。やっと咲いた春バラは連日の強風や雨で痛み、強い光を感じることも少ない日中の外出は、どこかで義務的な気分を感じてしまう。要は、5月らしい楽しみがなかなかない。そうこうしているうちにもう6月。もう、長袖シャツは使わないかな。

 

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encryption

(日本語訳は下にあります)
It was a long discussion in Japanese. In the next room, my colleagues were talking about budgets and technology. It must have been an interesting topic for my guest, who was waiting for the next meeting with me. I was almost confused because budgets must be closely related to his company. But, looking at him, he didn’t seem nervous. After a while, the meeting ended and my colleagues passed by me. One of them was clearly surprised by my guest. I asked him if he understood what was discussed in that room. He answered “It’s mostly encrypted, except for …”. So I asked “Except for what?” His answer was “Mata-ashita (see you tomorrow)”. He was French and spoke good English, but not Japanese. In fact, he didn’t say “Mata-ashita” but “Natasha”. My next question was, as you imagine, “Who is she?”
The photo above was taken in Butrint, Albania. The wall is part of a World Heritage Site and the ruins have a very long history, dating back at least to the 4th century BC. I didn’t understand what was written on the wall. It was like a code to me, but that’s OK. I knew it was a historic place just by looking at it. It’s a kind of common knowledge. If you look at the picture below, you’ll see that the Queen of Hearts is screaming “Off with his head!” though there’s nothing written. That’s it.

(機械翻訳)日本語での長い議論でした。隣の部屋では、同僚たちが予算とテクノロジーについて話していました。次の会議を待っている私のゲストにとっては、きっと興味深い話題だったのでしょう。予算は彼の会社と密接に関係しているはずなので、私は少し戸惑いました。しかし、彼を見ていると、緊張している様子はありませんでした。しばらくして会議が終わり、同僚たちが私のそばを通り過ぎました。そのうちの一人は、ゲストに気付いて明らかに驚いていました。私は彼に、あの部屋で何が話し合われたのか理解したか尋ねました。彼は「ほとんど暗号化されています、…を除いては」と答えました。そこで「何を除いて?」と尋ねると、彼の答えは「また明日(Mata-ashita)」でした。彼はフランス人で、英語は上手でしたが、日本語は苦手でした。実際、彼は「また明日」ではなく「ナターシャ(Natasha)」と言いました。私の次の質問は、ご想像の通り「誰?」でした。
上の写真はアルバニアのブトリントで撮影されました。この城壁は世界遺産の一部であり、遺跡は非常に長い歴史を持ち、少なくとも紀元前4世紀にまで遡ります。壁に何が書いてあるのか分かりませんでした。まるで暗号のようでしたが、それで問題ありません。見ただけで歴史的な場所だと分かりました。一種の常識みたいなものです。下の写真を見れば、ハートの女王が「首をちょんぎっておしまいなさい!」と叫んでいるのが分かりますが、何も書いてありません。そういうことなのです。

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Floral Friday #222


 ピンクや乳白色の優しい色の花が淡い水色の空の下でゆっくりと揺れる春に、いっときフレッシュな黄色と緑色の溢れる時期が現れる。そんな時期を過ぎると初夏の気配である。散歩していてビタミン・イエローという感じの元気な黄色が見えたから覗き込んでみたら、こんな透明感あふれる黄緑色が広がっていた。
 他所のお宅の庭先から溢れ出た草花を見て覗き込むなんてちょっと怪しいやつだが、見て正解だった。こんな色にはなかなか出会えない。ありがたいことに、今時は大仰なカメラを使わなくてもそこそこ美しい写真が撮れる時代である。カメラが小さければちょっとした場所に潜り込むことも難しくない。
 なるほど猫の皆さんは、こんな美しい景色を楽しんでいたんだななんて気付けるのである。