Bonne journée, Photo, photo challenge

Weekly Photo Challenge: Signs

201410-010At first, I got interested in the shape and color of this sign. It was a hot summer day, sky was blue and the metal was shining. The sign was looked like a part of summer.  Then, I took this picture with my iPhone but what was this?
It said “Lead Hook” which meant that you could hang a leash of your dog on the hook. Looking into the sign, its shape was a face of a dog. Interestingly, the sign said in Japanese, “please do not use for a big dog”.

201410-011

I posted similar pictures. Let me do it again because I like this signs as a symbolic view of busy city.

201410-012

The last one is a handmade road sign. I think it was a good combination of green and a sign.

All the pictures were taken with iPhone 5.

In response to the weekly photo challenge, Signs by The Daily Post.

Cross Cultural

A postbox 郵便ポスト

201409-053written only in Japanese.

今時なかなか手紙を出す機会もなくなってきたが、旅先から送る手紙は、案外根強く残っている。フランスの街角のカフェでコーヒーを飲みながら絵葉書に何かしら一所懸命書いているのは、かならずしも旅行者だけではなさそうだ。買い物袋を抱えて葉書を覗き込む人々は、きっと空いた時間に手紙を書くそこに住む誰かに違いない。足を組んで、木製の小さな丸テーブルの上で、小さなボールペンを躍らせる。次第に小さな白い空白はブルーブラックの文字に埋まり、小さな紙切れは小さな切手を貼られて誰かのもとに運ばれていく。それが日常の一断片なら、少し羨ましい気もしないではない。

201409-051さっとスマートフォンを出して、写真を添えたメールを送るのは、何かを伝える手段として否定する気は毛頭ない。むしろ、その方がリアルタイムに伝わって、ずっと良いかも知れない。地球を半分回った向こうから、会話をするように送られてきたメッセージは、遥か遠いその場所をいっきに身近な場所にしてくれる。「それで、いつ来るの。」とメッセージを送った相手から、質問を察してか、送信と同時に「来週火曜の朝に着くから」と返事を受けて、光より速いなどと楽しんでいると、いつの間にか、数千キロの距離を感じなくなっている。

それでも、今も誰かが絵葉書に何かを書いている。受け取る相手の表情を想像しながら、キーボードではなく、胸ポケットや手帳の間にちゃんと収まる小さなペンで書いている。そして、その数グラムの紙切れはやがてポストに投函され、想いとともに送られて行く。なんの手ごたえも返さない無愛想な送信ボタンを押すのではなく、どこか意思を試されるような投函という作業が、想いを伝える。

旅先で手紙を出す時、それが住む国と違う国であればなおさら、それはちょっとだけいつもと違った風景となる。だから、旅先から送る手紙は、少しばかり意味が違ってくるのだろう。

この文章を書くにあたって、フランスのポストがどんなだったか思い出せない事に気が付いた。古い写真をひっくり返してみても、写真にも写っていない。確かに郵便局に行ったことはあってもポストに投函したことはない。そんなものだろうが、世界中のポストが気になり始めた。

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Cross Cultural

Silent Mode

201409-015Written only in Japanese.

走り出したその車内は、意外に静かだ。旅を共にする人々の話し声や雑誌をめくる音に覆い隠されて、小さな機械音もほとんど聞こえない。TGVの車内でウトウトとしかけた乗客にとっての一番のノイズは、むしろすれ違うTGVの風圧による。バンと大きな音をたてて窓を叩く風は、速さの裏返しである。

意外なほどにスマートフォンを操作する乗客も少なく、誰もが自分の隙間時間をそれぞれの流儀で過ごす。それでも、車内で忙しなく電話をする人々は少なくない。ビジネスが止まらないのは世界共通。車内での電話は禁止されているが、連絡をとりたいという欲望はどこにでもある。電話が繋がると、あわててデッキに向かう姿は日常的だ。自己主張と社会的責任のバランスは、電話が繋がったらデッキに向かうという形でとられているのだ。たまにはずっと大声で話し続ける輩もいるが、それも世界共通。デッキまで大声で話しながら移動するのを良しとするか、そもそも電話をすることからしてマナー違反とするかはそれぞれだろうが、少なくともフランスらしい風景ではある。混雑した日本の通勤電車とは比較しようもない。ただ、新幹線でもマナーをしっかり守ろうとする日本の風景は、少しだけ堅苦しいのかも知れない。

201409-017マナーモードか通話可能かは、車内アナウンスでもしっかり案内されるが、TGVの場合はステッカーが貼ってある。このステッカーが可愛らしい。何ひとつ言葉はいらないそのステッカーを見れば、フランス語が分かる必要もない。センスいいなとちょっと感心。

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Bonne journée, Cross Cultural

良いご旅行を

201407-018The text was written only in Japanese.

随分と前のこと、どこの路線だったか失念したが、電車のアナウンスが面白くて話題になった車掌さんがいたと記憶している。テレビで取り上げられたり、webの記事になったりと、短い時間であったがちょっとしたネタのようになっていた。ここ横浜でも、話題にこそならなかったが、デジタルな車掌さんがいて、その電車にあたるとちょっと楽しみになっていた。特にアナウンスが面白いわけでもなく、単に話し方がデジタル音声のように聞こえるだけなのだが、そのデジタルぶりは、デジタルではこうは出来ないだろうというレベルで、ほとんど抑揚もリズムもない徹底のしかたであった。恐らくは、意識してではなく、自然にそうなっていたのだろう。

どこの国にも名物車掌さんはいるらしく、お堅いフランスの国鉄SNCFも例外ではない。その車掌さんは、もったいぶった言い方でマダム・マドモアゼル・エ・ムッシューと始めた。英語で言えば、Ladies and Gentlemen, Boys and Girlsに近いか。フランスでは、たとえ未婚の女性と思ってもマドモアゼルとは言わない。大人の女性としてマダムと呼びかける。だから、マドモアゼルを入れた言い方は、丁寧であると同時にBoys and Girlsを追加した言い方にも似ている。車掌さんの名前は、フランソワ。自分で名乗っているので間違いない。この車掌さん、話の途中で何度でもこのマダム・マドモアゼル・エ・ムッシューと呼びかける。何かを伝えるたびに「ご乗車の皆様」というわけである。いちいちもったいぶってゆったりと話をしながら、次第に自分の世界に乗客を巻き込んで行くのだ。停車駅をひとつひとつ丁寧に読み上げ、食堂車の案内を事務的というよりプレゼンテーションする。雑誌をめくりiPhoneでメールを打ちながら、アナウンスなど聞いてもいなかった乗客が順番に顔を上げ始める。そしていつの間にかクスクス笑いが聞こえ始める。どこかの航空会社が、法律で決められた安全のための説明を誰も聞いちゃいないというので始めた出来の良いビデオというのがあったが、フランソワは話術だけで注目させるのだ。

「ご乗車の皆様、次に停車するのはマッシーでございます。」「ご乗車の皆様、本列車には食堂車がございます。食堂車では軽食に加え、香り豊かなコーヒーをご用意して、皆様のお越しを心よりお待ち申し上げております。」「ご乗車の皆様、ご不明な点がございましたら…」

TGVではなく、ゆりかもめのような都市型交通(CDGVAL)
TGVではなく、ゆりかもめのような都市型交通(CDGVAL)

そんな調子で話は続く。車内では携帯電話をマナーモードになどと単純には言わない。マナーモード(英語ならサイレントモード)と言う部分は、「お席では、サイレントモードに」と言いながら、まるで他の人に聞こえてはまずいとコソコソ話でもするように小声になる。ここまでくれば、大抵の乗客はアナウンスなどこれっぽっちも聴いていない風を装いながらもしっかりと耳をそばだてているはずである。そしてクスクス笑いが始まるのだ。

このアナウンス、しっかり最後まで手抜きはない。

「ご乗車の皆様、ご不明な点がございましたら、遠慮なくお声をお掛け下さい。もし、フランス語に不案内でしたら車掌にご相談ください。もし、フランソワとちょっと話してみたいということでしたら、ご遠慮なくお声をお掛け下さい。5分程度でしたらお相手になります。では、良いご旅行を。」