Bonne journée

冬の終わり

木々がようやく淡い緑色になって、朝日に透けるオレンジ色の森を抜ける風に冷たさをさほど感じずに済むようになった3月の終わり、野うさぎの跳ねる白い尻尾を追いかけるようにまだ落ち葉の多い小道を歩きながら、冬の終わりのつまらないため息をつく。

明日からの夏時間が憂鬱なわけでもなければ、土曜の午後のお決まりのデモにうんざりしているわけでもない。正直に言えば、ようやく朝の出勤時間が明るくなってきたというのに来週からまた暗い朝に逆戻りというわけで、通勤の運転が少々憂鬱なのは間違いない。街中のデモの騒音が、暖かくなって開け放った窓から午後のゆっくりとした時間に割り込んでくるような気分にさせていることも否定はしない。それでもそれらは些細なことであって、日常の一部でしかない。

移動中に見つけたEUとフランスとブルターニュの旗

つまらないため息は、どこかに失くした冬への落胆のようなもので、身勝手な自分に対する舌打ちと大差ない。さして雨も降らず、凍りついた朝は数えるほどで、春の到来を知らせるジブレも2回しか記憶にないにもかかわらず、夏時間がやってくる。冴え渡る青空を脳天気に楽しむのは、案外容易ではない。

Photo

Floral Friday #67

ファインダ越しに花の向こうに青空のかけらを見つける。

冬らしい冬が来ないまま花咲き乱れる春が来ると、少し落ち着かない気分になります。本当は暖かな冬で良かったと思うところなのでしょうが、そんないつもと少しだけ違うことが重荷になるのはなぜなのか。間違いなく何かに疲れているようです。休みどきですね。

Photo, photo challenge

A Photo a Week Challenge : Signs

JARDIN PUBLIC (public garden)

Last two years, I was always looking for safer places to spend a week-end and my conclusion was nowhere. What is the meaning of ‘safer’, that has been one of most difficult questions. Whenever I visit a park, I feel both fresh air and vague anxieties simultaneously. I learnt that individuality is a part of the general public.
At least until last week in France, the garden was open to public who wearing a mask and then now, you don’t need to wear any mask with your own risk. That’s life.

分け隔てなく誰にでも開かれた公園の扉の向こうを思いながら、安全とは何かを考えるのは案外難しい。誰ともすれ違いたくない自分と誰かに会いたい自分とは、裏腹なのではなく同時にあるものなのだと理解する。それが生きるということ。

フランス政府がほとんどの規制を撤廃したことにより、暖かくなった街は人で溢れている。そんな賑やかな街を見てホッとする一方、自分ではFFP2のマスクをして遠巻きにそれを見ているという状況だ。昨日まで春を待っていたのに、今では初夏を待っている。そんな不思議な3月。

A contribution to A Photo a Week Challenge: Signs by Nancy Merrill Photography.