Cross Cultural, Photo

Metropolitain

English text at bottom.

 折角なのでパリの写真をと思ったが、どこを探してもほとんど写真はない。パリには特に思い入れがないから、写真を撮らないどころか、用事がなければ出かけたことがないのがその理由だとはわかっている。パリらしい景色がほとんどないモンパルナスの写真なら残っていたが、夏の暑さでレールがひん曲がったという馬鹿げた理由で電車が止まったから、仕事先からブルターニュに戻れず、駅でやることなくうろうろしていたからである。そんなわけで、ようやく見つけたMetropolitain。モノクロームが似合うデザインだと思ったが、なぜか自分で彩色していた。

I thought I would take this opportunity to post some photos of Paris, but no matter where I looked, I found very few. I know that the reason is that I don’t have any particular attachment to Paris, so I don’t take photos there, let alone go there unless I have to. I did have photos of Montparnasse, which has almost no Parisian scenery, but I couldn’t get back to Brittany from work because the trains stopped running for the ridiculous reason that the rails had bent due to the summer heat, and I ended up wandering around the station with nothing to do. And so, I finally found this photo of Metropolitan. I thought the design would look good in monochrome, but for some reason I colored it myself.

Cross Cultural, Photo

Floral Friday #181


 ラベンダーは地中海原産で、プロバンスでは七月の上旬に咲くらしい。咲く「らしい」と言うのは、その季節に行ったことがないので見ていないからだ。
 プロバンスでなくても夏にあちこちで咲くラベンダーは、満開になるとムッとするほどの香りを放つ。品種改良が進んだのか、少し涼しい北部フランスでも咲くし、日本の暑い夏でも咲き続けることもある。日本の気候ならおそらくは北海道あたりが適しているのかも知れないが、35度の東京近郊でも問題ない。
 良い香りと紫の花は、なるほどシソ科の植物だと思わせる。シソの実を指先で削ぎ落とすなんてもう暫くやっていないが、ラベンダーを見ていると同じようにやれそうである。指先にザラザラとあたりながらも気持ちよくこそげ落とすシソの実とりは、どこかプチプチをつぶすのと似て、いつまでも楽しめる。ひょっとしてそうやってラベンダーの花を落として乾燥させたらポプリにもなるのだろうか。
 そんなことを考えていたら、無性にやってみたくなった。いやいや、いかん。公園のラベンダーだった。