
I wonder if someone thought about leaving the leek head as it was, if those wanted to herald the arrival of spring.
春の到来を告げたいと言うなら、ネギ坊主をそのまま残しておこうと誰かが考えたのか。
A Part of Mostly Monochrome Monday
capturing in prose

春のぼんやりした空を眺めながら、頭の中では呪文を唱えていた。
「ゲゼルシャフトミットベシュレンクテルハフツング。」
もちろん呪文などではない。会社名であることも明白だった。ただ、見ていた資料に書かれた長い長いカタカナに困惑していたのだ。ここに書くわけにいかないので省略しているが、この呪文の前にはもう少しカタカナがついていた。
その呪文の意味には、1時間ほどしてふと気がついた。有限責任会社であると。つまり、
「ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンクテル・ハフツング(GmbH)」
というドイツ語を切れ目なしに書き下してあったのだった。通常はこの前についている会社名に「GmbH(ゲーエムベーハー)」をつけて呼んでいるから、気付かなかった。ドイツ語が分かる人ならGesellschaft mit beschränkter Haftungも分かるのだろうが、こちらはドイツ語では日常の挨拶もままならない程度なので、もはや呪文だった。
ちなみにこれにふと気がついたのは、もうひとつの社名を見ていたからである。
「バイリシエ・モトーレンヴェルケ・アクチエンゲゼルシヤフト」
最後のアクチエンゲゼルシヤフトはAG(Aktiengesellschaft)、株式会社である。つまり、この会社は、Bayerische Motoren Werke株式会社、自動車会社のBMWである。
あー、知らない言語はややこしい。
少しは知っているフランス語だから分かりやすいかと言われると、もちろんそうでもない。フランス語であれば、株式会社はS.A.と言う。société anonyme(ソシエテ・アノニム)。正確には、公開有限責任会社に相当する。知られた大企業の多くには、後ろにこのエスアーがついている。例えば自動車のルノーはRenault S.A.、アレルギー鼻炎薬のアレグラで有名なサノフィは、sanofi s.a.である。
あまり詳しく書いても面白くないのでこれくらいにしておくが、何かと眠くなる春の麗らかな気候の中で、呪文を唱えるのはどうもよろしくないことは確実である。

English text at bottom
ムスカリは欧州では時にネガティブなイメージのある花で、失望や憂鬱という花言葉が当てられている場合もあるそうである。世界最古の埋葬花なんていう記述もある。赤や黄色の華やかなチューリップの花壇の脇役として植えられたりもするから、あくまでも脇役の花でもある。こうやって公園のフェンスの下に密やかに植えられていたりするあたりも、主役ではない。それでも最近は至る所に植えられているから、人気の花なのだろう。この落ち着いた佇まいがむしろ鮮やかな春の花々の中で美しい。
While the flower language of Muscari is often negative, for some reason the flower language of Muscari in Japan is positive, such as generous love and a bright future. Recently, it has become a popular flower for decorating spring flower beds.