Cross Cultural, Photo

Floral Friday #183


 この涼しげな場所は、数年前の今頃のブルターニュ。夕刻6時頃になれば、30度近くにも達するからカフェは木陰でビールを飲むお客でいっぱいになる。半分はバカンス客、半分は早いバカンスから仕事に戻った地元の人だが、リゾート地でもない地方都市だとカフェもバカンスで閉まったりするので、混雑は避けられない。

 暑くて家になんていられないよという知人は、ちょうど遅めのバカンスに出かけたところで、今頃どこにいることやら。律儀に暑くて混雑するお盆休みを過ごす日本人には、ちょっと羨ましい。やれやれ、明日から平常モードだ。

Cross Cultural, Photo

Floral Friday #182


 今年の夏はいつになく暑くて、お盆前だというのに既に夏バテしているのだが、どういうわけか夏らしい空を見ていない。青い空に白い雲などという絵に描いたような空は案外少ないものだが、それでもスコーンと晴れた青空に黙々と積雲が湧き上がっていくのを見ない年はない。ところが今年は高い位置に巻雲があっても、積雲も羊雲もない。
 もちろんそんな筈はない。北関東は連日雷雨だし、東京に住む同僚は、帰宅時に豪雨で酷い目にあったなんて会話をしているのだから、その上には積乱雲があったに違いない。なぜか自分のいる場所に積乱雲が発生していないということなのだろう。
 幸運といえば幸運である。この2年ほど、雷雨らしい雷雨を経験していないのだ。夜になって遠くの空が少し光ったとか、オヤと思って窓の外を眺めたら遠い雷鳴が微かに聞こえたとか、その程度である。周囲はしっかり降っているし、道が冠水して危なかったなんて会話もあるから、自分の場所だけが何も起こっていない。
 そうなると案外寂しいものである。少しは夏っぽい積乱雲も見てみたい。