Cross Cultural, Photo

(Floral) Friday Fragments #252


 ハナアブの仲間でしょうか。青みを帯びたピンクの透明な花弁よりも、熱心に花粉を集めているのか蜜を吸っているのか、この虫の様子が気になって撮ったものです。もしハナアブなら、刺すことも噛むこともなく、ただひたすら花を求めます。詳しくないので、もし違う種類だったらごめんなさい。
 ハナアブは蜂に擬態しているハエの仲間ですが、蜂に擬態している蛾もいます。蜂に擬態する種が多いのは、それだけ蜂が恐れられていると言うことなのでしょう。それが優位だからきっと擬態しているのであって、決してかっこいいからなわけはありません。自然界がカッコいいなんて理由で擬態していたら面白いのですが。

 今回は、原点復帰で、文章のスタイルを変えてみました。慣れないので、筆(キータイピング)が進みません。でも、自分で書いて自分で新鮮味を感じるなんて、なかなか贅沢でもあります。さて、今後はどうしようかなあ。

 あっ、この虫の名前をご存知でしたら教えてください。よろしくお願いします。

Cross Cultural, Photo

(Floral) Friday Fragments #251


 これを花と言うのか?とお叱りを受けそうなのだが、そこはふたつの意味で開き直るのである。
 ひとつは、紫陽花の花の終わりの美しさはこうした茶色になったところにあると思っていると言う点である。枯れた花じゃないかと言われるかもしれないが、翌年の美しい花のために切られてしまう紫陽花の花が、実は枯れて朽ちる頃に妙な美しさを示すのだと本当に思っている。この微かに残った赤と乾燥した空気がマッチするのだ。だからつい探してしまう。
 もうひとつは、あまり書きたくないのだが、ずっとFloralと書いてきたこのシリーズも、もはや花だけではなくなっていて、冬はFloralではないテキストを書いていたという事実である。Floralは「花の」と言う意味であると同時に、「花柄の」とか「花のような」といった意味もある。
 えっ?やっぱり言い訳?はい、言い訳です。