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Floral Friday #170


 これがヒメジョオンなのかハルジオンなのかと問われると、もしかしたらヒメジョオンなのかなとしか言えないのが残念なところである。
 子供の頃、誰に教わったか白いのが春らしいからハルジオンで、ピンクのがお姫様みたいだからヒメジオンだと信じていたが、後になって色では見分けがつかないと知って、もう区別の付けようがなくなった。そもそもヒメジオンという記憶が間違いであって、ハルジオンに対してヒメジョオンなのだ。名前が似ていて花が似ていて、でもよく見ると名前が微妙に違っているだなんて、誰がそんなことにしたんだなどと怒っても仕方ない。
 花弁が細かくて反り返っているいる感じなのがハルジオンで花弁がすっきりしているのがヒメジョオンだとか、一枚一枚の葉が茎に回り込むようについているのがハルジオンで普通にすっきりとついているのがヒメジョオンだとか、1日もすれば忘れてしまうような知識では、到底区別もつかないのである。こうやって書いている間も、どっちがどっちだっけ?なんて、Webを調べながら記憶を更新しているのだが、明日の朝にはもうすっかり忘れているに違いない。
 冒頭でヒメジョオンなのかなと書いているのも、花弁が比較的太くてすっきりしているからそう書いているのであって、葉のつき方を見てるとハルジオンなのかなと思わないでもない。まあ、分からないのだからこれ以上書いても仕方ない。
 ところでハルジオンは春紫苑、ヒメジョオンは姫女苑なので最後の「苑」は同じでも名前としては全然違う。だからと言ってハルジオンは紫苑の仲間ではないらしいからさらにややこしい。
 はっきりしているのは、どちらも北米から来た要注意外来生物というところである。侵略的外来種ワースト100だそうだ。やれやれ。

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Floral Friday #169


 モッコウバラは棘もない上に4月にあっという間に咲いてしまうので、バラという名がついていてもバラではないと勝手に決めつけていたら、中国原産の立派なバラだそうだ。蔓性の華やかで香り高いモッコウバラは、そう考えれば紛れもなく立派なバラなのだが、棘がなくて花が小ぶりだというだけで趣が違う。
 今年は全般にバラが動くのが早いようで、モッコウバラはもうほとんど先終わってしまっている。咲き終わったモッコウバラの茶色くなった花弁は、雨に当たるとますます見窄らしく、せめてピンクだったらよかったかななんて考えてみても、さして意味はない。バラというものは、枯れて茶色になった花弁も、切り戻すちょっと面倒な作業も、皆含めてバラなのだ。

 さて、そろそろ横浜らしいバラでも見に行きますか、なんて思い始めたが、去年は6月上旬にはほとんど茶色になってしまったので、美しい「薔薇」を見たかったら5月中旬が良さそうだろうか。港の見える丘公園の周辺にはよく手入れされたバラ園も多く、薔薇巡りをしたら中華街でランチも悪くない。