Cross Cultural, Photo

(Floral) Friday Fragments #240

 
 子供の頃からコスモスの花といえば秋のような気がしていたが、そうでもないと分かったのは案外最近のことだ。北関東生まれだから、庭に植えたコスモスは大抵9月〜10月頃に咲く。そういうものだと思い込んでいた。
 一般的なコスモスは25度くらいが咲く温度だから、少し涼しくなった9月下旬に見頃になる。その意味では子供の頃からの記憶は間違っていない。ただ、大人になる頃には北関東を離れてしまっていて、いつかコスモスも気にしなくなっていた。だから暫くして山中湖周辺に咲くコスモスを8月に見た時は、おや?と疑問を感じたのだった。まだ若かったから、涼しいんだなくらいにしか思わなかったが、いつかそれが当たり前のようになって、気にも留めなくなっていた。
 山中湖の標高はほぼ1000メートルだから、夏の最高気温も28度くらいにしかならない。いや、昔はそうだった。だから、9月下旬に咲くはずのコスモスが、8月に咲き始めたりする。それで最初は違和感を感じたのだ。ただ、毎年、山中湖周辺で夏の週末を過ごしていたから、いつか8月のコスモスが当たり前になって来ていた。
 暫くして、社会人としての自覚というわけでもないが、週末に山中湖で遊んでばかりもいられないと、だんだん山中湖とも疎遠になった。だから夏のコスモスとも疎遠となった。そしていつかコスモスは9月下旬の花だったかなと思い出したのだった。

 先日、久しぶりにコスモス畑を見てそんな記憶が蘇ったのだが、実は、沖縄では1月〜2月にコスモスが咲く。冬が比較的暖かい沖縄なら、コスモスも冬に咲けるのだ。元々は緑肥だそうだが、今では半分観光用でもあるらしい。なんだか四季の移ろいを感じながら、その感じている四季がステレオタイプな凝り固まった四季のような気がしてきた。東京の四季を無理矢理に日本の四季のように説明してはいないか?そんなことを感じるコスモス畑だった。
 

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(Floral) Friday Fragments #239

 
 数日前に予定外に転がり込んだ和定食のチェーン店のことをすっかり忘れていた。だから、遅れて届いたカード利用明細に “OOTOYA” とあった時には、見知らぬ国でカードが使われたのかと少々焦った。どう見たって「ウートゥヤ」である。慌てて詳細を確認しようとして我にかえる。ああ、大戸屋さんだ。

 正直言って、ローマ字と英語の混在はいただけない。いや、明細は日本語の中にローマ字があったのだから、不平を言うような話ではない。日本語の中に見慣れない文字列があったからパニックになったと言うところは多少はあるが、明細はちゃんと日本語の中にローマ字表記と一貫している。英語表記の別な明細を見た後で “OOTOYA” を見たから頭が勝手に英語だと認識しただけである。頭硬いなあなんて言われそうな話ではある。

 カード会社の大手はVISAもMasterもアメリカの会社だから、一次データベースはきっと英文であるに違いない。その英文データにローマ字が入っていて、その後、日本のデータベースにある日本語表記データと差し替えるのだろうと勝手に想像している。これがJCBなら全部が日本語なのかもしれない。

 そんなわけで、”OOTOYA” で驚くなと自分に戒めていたのだが、先日また驚かされた。今度は、”-MUSENTA-” と副題でもついているような表記である。ん?ムセンタ?ミューゼンタ?そもそも何?買い物した場所を思い出しながら考えても思いつかない。もう一度明細をじっくり眺めて2行に折り返されていることに気がついた。
 ”-MUSENTA-” ではなく “HO-MUSENTA-”
つまり、「ホ」の副題「ムセンタ」ではなく、”HO-“+”MUSENTA-” =「ホー」+「ムセンター」であって、ホームセンターだった。いつからローマ字の長音(伸ばす音)をハイフンで表すようになったんだ!などと不平を言いながら、またもや自分の頭の硬さにがっかりした。だからローマ字教育を訓令式からヘボン式に変更するのか?なんて考えるのは、単なる頭の硬さの言い訳である。

 そんなわけで、写真と本文とは無関係である。大抵こうした記事は本文と無関係な写真を載せることになっている。写真はイメージです。(で、何の?と聞かないでください)