Cross Cultural, Photo

(Floral) Friday Fragments #253


ふたたび、回転木馬のような目まぐるしい一年が終わろうとしています。
きっとこの目まぐるしさはずっと続くのでしょう。それでも、新しい一年は必ず始まります。そう思うと、どこか安心します。
やってくる新しい一年が皆様にとって素晴らしい一年となりますよう、お祈り申し上げます。

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(Floral) Friday Fragments #252


 ハナアブの仲間でしょうか。青みを帯びたピンクの透明な花弁よりも、熱心に花粉を集めているのか蜜を吸っているのか、この虫の様子が気になって撮ったものです。もしハナアブなら、刺すことも噛むこともなく、ただひたすら花を求めます。詳しくないので、もし違う種類だったらごめんなさい。
 ハナアブは蜂に擬態しているハエの仲間ですが、蜂に擬態している蛾もいます。蜂に擬態する種が多いのは、それだけ蜂が恐れられていると言うことなのでしょう。それが優位だからきっと擬態しているのであって、決してかっこいいからなわけはありません。自然界がカッコいいなんて理由で擬態していたら面白いのですが。

 今回は、原点復帰で、文章のスタイルを変えてみました。慣れないので、筆(キータイピング)が進みません。でも、自分で書いて自分で新鮮味を感じるなんて、なかなか贅沢でもあります。さて、今後はどうしようかなあ。

 あっ、この虫の名前をご存知でしたら教えてください。よろしくお願いします。

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(Floral) Friday Fragments #251


 これを花と言うのか?とお叱りを受けそうなのだが、そこはふたつの意味で開き直るのである。
 ひとつは、紫陽花の花の終わりの美しさはこうした茶色になったところにあると思っていると言う点である。枯れた花じゃないかと言われるかもしれないが、翌年の美しい花のために切られてしまう紫陽花の花が、実は枯れて朽ちる頃に妙な美しさを示すのだと本当に思っている。この微かに残った赤と乾燥した空気がマッチするのだ。だからつい探してしまう。
 もうひとつは、あまり書きたくないのだが、ずっとFloralと書いてきたこのシリーズも、もはや花だけではなくなっていて、冬はFloralではないテキストを書いていたという事実である。Floralは「花の」と言う意味であると同時に、「花柄の」とか「花のような」といった意味もある。
 えっ?やっぱり言い訳?はい、言い訳です。

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(Floral) Friday Fragments #250


 最近、どういうわけか、Web上で好みでもない動画を押し付けられる。それが普通のSNSや動画サイトの時もあれば、純粋な動画広告のこともある。大抵は、「XXXな人、もうやめて」とか、「実はこれ、まさかの」とか、「考えた人天才」とか、「知ってる?」とかテロップが出ていて、なにが楽しいのか分からないものが多い。共通しているのは、「あなた知らないでしょう?」という不思議な予定調和で、内容的にはよく知られたことであってもそれで釣れれば良いのだろう。
 広告なら分からないでもない。その広告を出しているWebサイトの運営者は、そうした広告で利益を上げている。収入もないのに巨大なトラフィック(通信)を支えることなどできない。よく分からないのは、明らかにアクセス数には無縁なはずのSNSのアカウントがそうした広告を真似しているケースである。将来的に何かで利益を上げることでも目指しているのだろうか、それともアクセス稼ぎ?
 じゃあ、普段はどんなコンテンツを見ているの?と聞かれると、答えに窮す。そういえば、あまり動画は見ていない。知人のフランス人も口を揃えて見ないという。見るとすればドキュメンタリーかしっかり作られた映画のようなコンテンツだ。だからNetflixみたいなところが強いんだろうな。それが今のところの結論である。きっと間違いだけれど。

 写真は三週ほど前に撮ったものである。赤くなった葉を背景に柔らかな花が咲き、オレンジ色の蝶がその花の上にいる。こんな写真面白いの?と聞かれそうだが、この色だけでもなんだか楽しい。その上、三週間もして別なことに気がついた。右の後翅の下に小さな虫がいるではないか。撮った時も、写真を見た時にも気づかず、今回、Blogにでも載せようかと思って見返して初めて気がついた。注意力不足にも程がある。

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(Floral) Friday Fragments #249


通勤列車のくすんだ床に貼り付くひしゃげた革靴
仕事に疲れた今日と明日の境をゴツゴツと突き上げる鉄の繋ぎ目
何でもないニュースに俯くシワだらけのワイシャツ
車内におちた金青色の秋の光の反射
思い出したやり残しの仕事
忘れてしまった14時の会話

壊された古屋のコンクリートのかけらに躓くスニーカー
いつまでも続く今日と一千年の未来をつなぐ秋草の匂い
さっきまで羽ばたいていた土鳩の輝く羽
空っぽの広場に浮かぶ黄金色の夕日
忘れてしまった友達のノート
思い出した明日の宿題

機械仕掛けの未来が轟々と音を立てて通り過ぎるのは、
星の名前を覚えることができた前世紀の思い込み。
ありもしない時間が転げ回るのをぼんやりと眺めるのは、
一体誰の、一体いつからの癖なのか。
青い満月に向かって櫂を漕ぐは、
夢見心地の昨日のことか、それとも終わりのことか。
少し欠けた明日の月から降り注ぐ星虫の夜。

 ようやく輝くような秋の色を感じることができて、乾燥した空気も悪くはないなと思っては見たものの、喉が痛い。やれやれ、風邪でも引いたか?なんて心配しながらひと月以上前に書いた詩などを。
 強制的に付き合わされる皆様、申し訳ない。自己満足だろうが、そういうBlogだったのでした。