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Floral Friday #132


 ひょっとすると、もう夏が終わることはないのかもしれないなどと考える。もしかしたら、明日こそ目覚めるとちょっとだけ冷たい風が吹いているのではないか。雨が降っても33度だなんて天意予報は言っているが、コンピュータ予想なのだからきっと本当は29度止まり。台風が過ぎれば吹き返しの北風が吹く。そんなことを思ってまたひと月が過ぎ、8月が終わった。

 それでも時は過ぎて、夏の記憶は少しずつ秋に変わる。上の写真は8月の上旬頃の様子。ひと月ほど順番に咲き続けたハスは、今はもうほとんど花も終わって、まるでジュールベルヌが描く地底世界のような姿に変わってきた。公園を歩けばまだ緑色の栗の実が転がり落ち、いつの間にかミンミンゼミはツクツクボウシに交代して、夕暮れも早くなった。きっと、夏が終わることもあるだろう。

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Floral Friday #131


 こんなテクスチャのような写真が時々撮りたくなる。雨あがりのクッキリとした緑に白く小さな花が無数に咲いていていて、座り込むようにして覗き込んだファインダの画像が気持ち良い。余計なものが何もない切り取られた空間には、まるでどこまでも広がっているようで、どこか不安に似た感覚を覚える。だから落ち葉を入れて少し変化が欲しくなるのだ。パーフェクトなのはどこか落ち着かない。