Bonne journée, Photo

Solarization


The heat of the Japanese summer is now known worldwide. The other day I told a French acquaintance of mine that the temperature has been reaching 35 degrees in Celsius (95 F) every day, and he asked me if the humidity was still high, so I guess it’s well known that it’s hot and humid. Traveling to Japan seems to be popular these days because of the weak Japanese yen, but it seems best to avoid midsummer.

By the way, there is an old photography technique called solarization. It is a phenomenon in which light and darkness are partially reversed in monochrome development by exposing the film to too much light. When walking under the hot summer sun, you may fall into the illusion of solarization. The sparkling light in the photo is always interesting to me.

(簡易訳)最近は日本の暑さも知られてきたらしく、フランス人の知人に相変わらず熱くて蒸してるのか?なんて聞かれる始末である。まあ、その通りなのだが、そんな中を歩いていると、光の加減が妙に見えることがある。白黒写真のソラリゼーションみたいなもので、光と影の関係が怪しくなるのである。

Bonne journée

Sunday Thought


 桃は大好きである。ただ、どういうわけかスモモがもっと好きで、7月が楽しみである。桃の美味しさに酸味が加われば最強ではないか。アプリコットも大好きで、ジャムより生食が良い。たまたまフランスに住んでいた頃はあまりに安いので箱買いしていたほどだ。
 スモモだろうがアプリコットだろうが、これらは桃類であって、甘い桃の変種とも言われている。いや、梅だって桃の仲間だし、プルーンもスモモに近い。ブルターニュ名物のスイーツであるファーブルトンにはプルーンを入れることになっているし、そもそもフランスで最もポピュラーな桃は小さくて平べったい形をしていて、日本で見る桃とはまるで違う。いやいや、スモモだって、大石早生とかソルダムとか言っている場合じゃない。サンタローザも菅野も太陽もみんな味が違う。サマーエンジェルなんて、誰が名前をつけたんだ?というくらい濃厚な味がするし、甘い貴陽は大粒なので小さな桃と変わらない。
 ということは、桃を買うならスモモも買う。産地で買えば恐ろしいほど美味しい桃もスモモも手に入る。冒頭の写真のように、時々は観光のためなのか袋のかかっていない桃もあるから、笛吹あたりに行って桃とスモモを買うのが良い。

 それで思い出したのだが、桃類が好きだなんて話をしていると、どうして桃の形はお尻みたいになるのだろうなんて話題になることがある。一説には、種の部分が二つに割れて芽が出やすいようになっているからだそうだ。種のでき方によるもので、りんごは五角形にタネができるからこうはならない。もちろん、正確には、そう言われているだけで本当かどうかは分かりようがない。色々研究はあるが、まだ確定的ではないようだ。ただ、スモモにも同じように割れ目があって、桃の仲間の特徴らしい。アプリコットもそうだったかなあ、なんて考える。
 この形を見てお尻みたいだとか、少しいやらしい形だとか言うのは人間側の話であって、桃とは関係ない。きっと本能的にそう見えるのだろう。当然人間には種を繁栄させるためのなんらかの本能が備わっていて、こうした形に反応するのは不自然なことでもなさそうだ。
 以前、恥ずかしさを感じるポイントが違うのでフランス人と話したことがあるが、人間の自然な部分としての性をしっかりと子供達にも教えると言っていたのが印象的だった。10代半ばの子供達に生殖を教えるのに、人と人との関係や妊娠の仕組みなどととともにその行為もきちんと教えるという。つまり、動物も人間も生殖行動は基本的に同じで、大切な行動であると。流石にこうした話はなかなかしにくいので、フランス人から聞いた話と人伝に聞いたドイツの話からそう理解したというだけではある。ただ、それが本当なら、確かにこうした話の恥ずかしさみたいな概念には違いが出るだろうとは想像できる。

 桃の話から脱線した。こんなことを考えたのは、週末に笛吹に桃を買いに行くという同僚にお店の場所の話をしていて、10年以上前に別な知人から言われたことを思い出したからだ。その知人は桃の形ってちょっとエッチだよねなどと笑いながら少々具体的な事を言っていた。お尻みたいな形だから?なんて聞いて受け流したが、今だったら立派にハラスメント行動かもしれない。
 まあ、ともかく桃の季節である。スイカよりもスモモが良い。

Bonne journée

Sunday Thought


 妙に説明的な街だなと急に思った。降りてきた遮断機の前に立っていたら、
「無理な横断はおやめ下さい」
と言う丁寧なような、そうでないような、曖昧な言葉で書かれた黄色い警告が、目の前を通過していった。
「無理な横断なんてしないって」
そう思ったが、その前に通過した場所には「自転車を止めるな」と書いてあったし、さらに少し前には「あるきたばこ禁止」と書いてあった。いや、確か「ここから先は月極め」とかも書いてあったし、どこの入り口かわからない角に確かに「入り口」と書いてあった。その上、「御用のない方はご遠慮ください」だそうだ。色々と注文が多い。

 「無理な横断をはおやめ下さい」ってことは、無理じゃなければ横断しても良いと言うことか?ここは、「横断禁止」で十分なのじゃないか?もしかしたら、硬いことは言わないから無茶はやめてねと言っているのか?そんなことを考えていたら、だんだん理屈っぽくなってきた。

 正直言えば、「〜はご遠慮ください」と言う表現はなんとなく落ち着かないのだ。「〜禁止」と言って貰えば、はい了解と素直に感じるのだが、遠慮しろと言われると、自分が図々しい奴だと言われているような気がしてくる。やれやれ。かなり理屈っぽくなっているぞ。そう思った頃にはもう手遅れである。その先の駐車場の表示が「空き」ではなく「そら」に見えてきた。
「知ってるって。街路樹の隙間から右側を見れば、空が見えるんでしょ。」
やれやれ。

Bonne journée, Cross Cultural

paracétamol


 頭痛持ちである。若い頃から頭痛薬が手放せない。最初はアスピリンを常備薬にしていて、途中からイブプロフェンを使うようになった。最近はロキソプロフェンも普通に買えるようになったので、非アスピリン系の頭痛薬の歴史みたいな生活になってきた。
 もちろん、毎日飲んでいるわけではない。毎日頭痛がするわけでもないし、もし痛みを感じても、痛みがひどくなった時の具合で服用するか決めている。頭痛持ちの人には理解してもらえるかもしれないが、そうでないと危ない奴みたいである。親も同様だったので、体質の遺伝みたいなものかもしれない。
 写真の薬は、サノフィの痛み止めである。
 サノフィはフランスの大手薬品メーカーだからか日本だとあまり知られていないが、最近はアレグラの会社として知名度が上がっているようである。フランスのどこの薬局に行ってもこのドリプランという薬を売っているが、これもまたサノフィであり、主成分はアセトアミノフェンだ。つまり、子供でも飲めるかなり安全な痛み止めであり、コロナが猛威を振るった頃に売り切れになったカロナールと同様のものである。
 パッケージには、過剰摂取=危険と赤い文字で書いてあるが、実際のところ、フランス政府は、イブプロフェンは危険だからできるだけ摂取するな、アセトアミノフェンは普通に飲んでも大丈夫なんて言っている。だからなのか、フランス人はちょっと調子が悪いとこのドリプランを買って飲む。健康診断で行ったフランス人医師の部屋の壁にはポスターが貼ってあり、アセトアミノフェンは安全だから飲んでも良いが、痛みが続いたり、熱が下がらなかったりしたら、医者に診てもらえと書いてあったくらいである。連続して飲むことが問題ではなく、連続して飲まなかればならない時には、重大な問題があるはずだから医師に診てもらえということらしい。
 ほんとか?とも思うが、少なくともフランスではアセトアミノフェンは、かなり安全な薬とされていて、日常的に使って良いとされている。自分もイブプロフェンを飲み続けるのは躊躇われるため、痛みがひどくなければ、アセトアミノフェンにするようにしてきた。
 しかしである。よく見ると、500mgとなっている。日本のアセトアミノフェンは、300mgであり、痛みが酷ければ、6時間をおいてもう一度服用して良いとされている。300が2回なのだから600mgなわけで、フランスのこのドリプランは、1回で2回分に近い量を服用することになる。なんだか本当に大丈夫?とか思うのだが、きっと大丈夫なのである。何しろ、薬局に行ってドリプランがほしいと言うと、500か1000か?と聞かれるのである。500mgに決まっているだろうとか思うのだが、1000mgも普通に売られている。日本での3回分より多い。処方箋もいらない。日本なら簡単に買えそうな風邪薬に処方箋がいるフランスで、なぜか1000mgのアセトアミノフェンは、普通に買える。イブプロフェンを買おうとしたら、症状を根掘り葉掘り聞かれ、その上、飲み方を細かく指導されたというのに、アセトアミノフェンは顔パス。
 フランス旅行中に解熱剤が欲しくなったらこのドリプランを買うのが良い。薬局に行って、”doliprane 500″ と書いた紙を見せれば、きっとこれが出てくる。万が一、何か聞かれたら英語で押し通しても良いが、おそらくは言葉が通じないと分かればこれなら売ってくれる。きっと2ユーロそこそこ(400円以下)。それくらいお気楽な薬である。本当にそれで良いのか?という疑問はこの際捨てておく。
 なお、アセトアミノフェンは通じない。パラセタモル(paracétamol)と言う。これはイギリス英語でも同じなので、覚えておいて損はない。