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Floral Friday #154


 寒さの底となる時期であっても、陽射しさえあれば暖かい。降り注ぐ光に目を細め、間も無くやってくる春の暖かさを思う。柔らかな色にあふれ、土の匂いがし始める季節まで、あとひと月。それまではそんな時期を想像しながら過ごすのが案外幸せというものかもしれない。
 歯科にクリーニングに行ってみればもしかしたら治療が必要かもと言われ、きっと返事があるだろうと思って出したメールには何の返事もなく、ようやく週末だから日差しを浴びようと思えば雨模様。そんなふうに思い通りに行かないことを数えることに慣れてしまうと、折角の束の間の眩しい光の恩恵にも気付けない。だから野暮用で運転しなければならない300kmは、途中にお楽しみの買い物を加えて楽しく過ごそうなんて考えた。
 さあ、光満ち溢れる春がそこまで来ていますよ。

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Floral Friday #153


 正月に咲く水仙は、春らしさを最初に感じる花であるとともに、どこか寒さも思う花でもある。冬のまだ弱い日差しに咲く小さな花を見ていたら、小さな蜂が現れた。ここにも春があるのか、まだまだ続く冬に備えて忙しいのか、見ている側の心のうちが透けて見えるような気がして落ち着かない。
 そんなことを考えること自体、どこか自己愛が出ているような気がすると思ったが、そもそも水仙は英語でもナルキッソス(narcissus、英語の発音はナーシサス)であって、湖水に映る自分に恋焦がれた罰として水仙になってしまった自己愛の象徴みたいな存在である。完全に見透かされたらしい。

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Floral Friday #152


 クローズアップしてみると、なんと柔らかで透明感あふれる純白なのか。隣に植っていたピンクのサザンカを撮りに行ったはずなのに、すっかり忘れてこの写真で満足して帰ってきてしまった。

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Floral Friday #151


 クリスマスは今日の1/5まで。明日の1/6はエピファニー(Epiphanie 公現祭 =jour des Rois)だからクリスマスツリーを片付ける日。そしてガレット・デ・ロワを食べる日。
 お正月の松の内は明後日の1/7まで。そして1/7は七草粥を食べる日。年神様が帰るから翌日1/8からは平日。そして正月飾りを片付ける日。
 信心深いような人間でもないから教会にも行かないし、神社に初詣もしない。
 昨日1/4は仕事始め。仕事熱心でもないから会社にも行かないし、新年会にも出ない。そして仕事は今日1/5からゆっくり開始。
 でも、日常が戻ったのならのんびりせずにフル加速。どうせなら、元気いっぱいの新年をゴージャスなお花で始めましょう。

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Floral Friday #150


 この時期は誰も彼もが音信不通みたいなもので、家族と過ごす人が多いからか余計な仕事もお誘いもない。フランスの知人も完全オフだから、クリスマス前に新年の挨拶は済ませたくらいだ。美味しそうないつもと少し違うものでも食べて、ゆったりと過ごすのが良いのかも知れない。幸いにも暖かな横浜にいるのだから。
 写真はフランスで数年前に撮ったもの。乾燥した横浜では凍りついたビオラを見る事も滅多にない。ストーブをつけながら、実は暖かいんだなと矛盾したことを考える。良い一年だったなと思えるのがありがたい。