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Floral Friday #171


 先週に引き続きヒメジョオン・ハルジオン論争を書こうというわけではない。侵略的外来種ワースト100とか書いておきながら、可愛らしい花だからもう一度載せたいといったような話でもない。可愛らしい蜂の写真のつもりである。蜂ってどういう意味だ?と聞かれかねないが、ちゃんと写真中央、少し右寄りに写っている。
 この頃は夏も近づいてきたこともあって、家の周りにはアブラムシやらカメムシやらが発生しつつあり、油断していると家の中にまで入り込んでくる。虫が苦手というわけでもないが、できれば人間の生活圏と同じ空間を使うのは遠慮してほしいというのが本音ではある。ゆったりコーヒーを飲んでいる目の前をフラフラと虫に飛ばれると、ちょっと落ち着かない。
 そんな中でも、個人的には、てんとう虫とカマキリとクモについては丁重な対応を心がけている。何せ目障りな虫を掃除してくれるのである。数年前にカマキリが植物の葉を食い荒らすバッタを狙っているのを見かけ、「ボナペティ」と放っておいたらバッタを捕まえるのに2時間もかけたということがあった。カマキリは気付かれまいとじっとしたまま動かず、おそらくは気付いていたバッタは動けば捕食されると動けなかったのだろう。
 そんなわけで下の写真は生まれたてのカマキリである。残念ながらiPhoneのフォーカスをうまく合わせられずクリアな映像ではないが、大きさは1センチにも満たないので、これが限界というものである。厳しくも愉快な夏が目前だ。

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Floral Friday #170


 これがヒメジョオンなのかハルジオンなのかと問われると、もしかしたらヒメジョオンなのかなとしか言えないのが残念なところである。
 子供の頃、誰に教わったか白いのが春らしいからハルジオンで、ピンクのがお姫様みたいだからヒメジオンだと信じていたが、後になって色では見分けがつかないと知って、もう区別の付けようがなくなった。そもそもヒメジオンという記憶が間違いであって、ハルジオンに対してヒメジョオンなのだ。名前が似ていて花が似ていて、でもよく見ると名前が微妙に違っているだなんて、誰がそんなことにしたんだなどと怒っても仕方ない。
 花弁が細かくて反り返っているいる感じなのがハルジオンで花弁がすっきりしているのがヒメジョオンだとか、一枚一枚の葉が茎に回り込むようについているのがハルジオンで普通にすっきりとついているのがヒメジョオンだとか、1日もすれば忘れてしまうような知識では、到底区別もつかないのである。こうやって書いている間も、どっちがどっちだっけ?なんて、Webを調べながら記憶を更新しているのだが、明日の朝にはもうすっかり忘れているに違いない。
 冒頭でヒメジョオンなのかなと書いているのも、花弁が比較的太くてすっきりしているからそう書いているのであって、葉のつき方を見てるとハルジオンなのかなと思わないでもない。まあ、分からないのだからこれ以上書いても仕方ない。
 ところでハルジオンは春紫苑、ヒメジョオンは姫女苑なので最後の「苑」は同じでも名前としては全然違う。だからと言ってハルジオンは紫苑の仲間ではないらしいからさらにややこしい。
 はっきりしているのは、どちらも北米から来た要注意外来生物というところである。侵略的外来種ワースト100だそうだ。やれやれ。

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Floral Friday #169


 モッコウバラは棘もない上に4月にあっという間に咲いてしまうので、バラという名がついていてもバラではないと勝手に決めつけていたら、中国原産の立派なバラだそうだ。蔓性の華やかで香り高いモッコウバラは、そう考えれば紛れもなく立派なバラなのだが、棘がなくて花が小ぶりだというだけで趣が違う。
 今年は全般にバラが動くのが早いようで、モッコウバラはもうほとんど先終わってしまっている。咲き終わったモッコウバラの茶色くなった花弁は、雨に当たるとますます見窄らしく、せめてピンクだったらよかったかななんて考えてみても、さして意味はない。バラというものは、枯れて茶色になった花弁も、切り戻すちょっと面倒な作業も、皆含めてバラなのだ。

 さて、そろそろ横浜らしいバラでも見に行きますか、なんて思い始めたが、去年は6月上旬にはほとんど茶色になってしまったので、美しい「薔薇」を見たかったら5月中旬が良さそうだろうか。港の見える丘公園の周辺にはよく手入れされたバラ園も多く、薔薇巡りをしたら中華街でランチも悪くない。

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Floral Friday #168


 4/22のMostly Monochrome Mondayの別ショット。どうというわけでもないのですが、このピンク色が華やかなので、何度かアップしています。

 GW中ということもあって同僚の多くが旅行中だったりしていて、仕事もあまり進みません。フランス人の古くからの知り合いに仕事のレターを送ったら、仕事も全て完了かなと。
 そのフランスも5/1のメーデーのあとは、5/8の戦勝記念日、5/9の昇天祭、5/10のみなし労働に関連する一斉休暇取得日とGWみたいなもので、暫く休業モードです。なんだかホッとするGWです。
 戦勝記念日とはもちろん第二次世界大戦のこと。日本語訳する時はヨーロッパ戦勝記念日とすることが多いようです。終戦は8月だと思っている日本人にはピンとこないところもありますが、ナチスドイツが降伏文書に署名した5/8がヨーロッパにとっての終戦日でもあり、完全に戦いが終わったのは5/11とされています。ノルマンジーの戦没者墓地は果てしなく続き、あちこちに戦火の跡が残るフランスにとっては重要な日でもあります。式典の場所にいれば日本人には少し居心地の悪い感覚にもなる戦勝記念日ですが、平和だからこそこんな話が書けるわけで、ありがたいなと実感します。
 ところで、日本の終戦記念日は、ヨーロッパ側から見れば対日戦勝記念日であり、降伏文書に署名した9/2となっているようです。

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Floral Friday #167


 すっかり日差しが強くなって、時々目を開けていられなくなるほど眩しいこともある季節になった。ひどい人混みでなければマスクも必要のない日常が戻って、マスクとサングラスで人相を隠した怪しい人間にならずに済むのはありがたい。
 2年ほど前、目が悪くなったのか強いサングラスでは周囲が見にくくなったためにメガネ屋さんに行ったのだが、店員さん曰く、コロナ禍でもサングラスがそこそこ売れたそうだ。それまでは外出も控えているような時期もあったから、サングラスなど要らないだろうと思ったら、マスクにサングラスは人相が悪くなるので、比較的明るい目の見えるサングラスに買い換える需要があったのだそうだ。
「だって、みなさん海とかにもあまり行かなかったでしょう?」
そう尋ねる私に、憐れむような目でこちらを見たその人は、配達などをするドライバーさんですよと教えてくれた。マスクに濃いサングラスで配達先に行くのが憚られるということだそうだ。コンビニとかでも強盗と間違われかねないと。

 そんな話を思い出せるようになったことにホッとする。