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(Floral) Friday Fragments #255


 小さなてんとう虫が独り占めにするほど小さな花が、冷たい風にカサカサと揺れる。冬はこれからが本番だということをすっかり忘れていた1月の初め、それでも横浜には春の気配がする。
 ため息をつくことにすっかり慣れてしまったのは、歳をとったせい。年初から夢を描かなくなったのは、物事を知り過ぎてしまったせい。何もしない毎日にてんとう虫を見つけて嬉しくなるのは、年月を重ねたせい。

 まだまだ序の口。これからが楽しい。たぶん。

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(Floral) Friday Fragments #254


 おめでたい色といえば紅白。そんな写真が見当たらなかったので、こちらで代用です。
 門松の写真くらいすぐ撮れるだろうなんてお叱りを受けそうですが、今年はあまり予定もなく、案外出かけるのが億劫なのです。そんなわけで、

 どうして新年がおめでたいのだろう、なんて、またロクでもないことを考えています。
「そういえば子供の頃に「年神様」が来ると聞いたような気がする」なんて思い出すのですが、どうも記憶が怪しい。でも、お正月には神様が来るから正月飾りをして、お餅を用意し、御神酒を備えるのという記憶だけはあります。
 正直にいえば、子供の頃に田舎でそういった事を言われはしましたが、今もその伝統を守っているわけでもありません。多少は鏡餅を用意したりはするものの、子供の頃の記憶はもっと色々作法があったのです。

 伝統が失われることには多少の喪失感というか、後ろめたさというか、ちょっと残念な感覚があります。でも、あけましておめでとうございますなんて挨拶をしても、何がめでたいのかよく分かっていないのですから、今更感がないともいえません。

 ひとつ不思議な符合に触れさせてください。ひとつ前のポストの写真はフランスのお正月の写真でした。ここにも再録しておきます。

 クリスマスのお祝いは12/25の前夜から始まって1/6の公現祭まで続きます。一時期住んでいたブルターニュはカソリックの強い地域で、この12日間はクリスマスツリーも片付けません。つまり、その期間に年末年始の現代的なお祝いも入っています。花火が打ち上げられ、誰もが深夜まで新年を祝うのです。除夜の鐘を聞いて初詣に行くような物です。
 そして、フランスで少しばかり伝統的な風習のひとつが、大晦日に写真のような正月飾りをして、新年を迎えるという物でです。その正月飾りはヤドリギ。このヤドリギの下では、誰にでもキスをして良いことになっています。
 年末には、その正月飾りが街のあちこちで売られています。どの家でもやっているというわけではありませんが、正月飾りはちゃんとあって、なんだか日本と似ているではありませんか。しかも赤い実までついている。

 やれやれ、気がつけば、1/2だっていうのにまたもウダウダ書いています。このブログも変わらないということです。
 皆様、今年もよろしくお願いいたします。

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(Floral) Friday Fragments #253


ふたたび、回転木馬のような目まぐるしい一年が終わろうとしています。
きっとこの目まぐるしさはずっと続くのでしょう。それでも、新しい一年は必ず始まります。そう思うと、どこか安心します。
やってくる新しい一年が皆様にとって素晴らしい一年となりますよう、お祈り申し上げます。

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(Floral) Friday Fragments #252


 ハナアブの仲間でしょうか。青みを帯びたピンクの透明な花弁よりも、熱心に花粉を集めているのか蜜を吸っているのか、この虫の様子が気になって撮ったものです。もしハナアブなら、刺すことも噛むこともなく、ただひたすら花を求めます。詳しくないので、もし違う種類だったらごめんなさい。
 ハナアブは蜂に擬態しているハエの仲間ですが、蜂に擬態している蛾もいます。蜂に擬態する種が多いのは、それだけ蜂が恐れられていると言うことなのでしょう。それが優位だからきっと擬態しているのであって、決してかっこいいからなわけはありません。自然界がカッコいいなんて理由で擬態していたら面白いのですが。

 今回は、原点復帰で、文章のスタイルを変えてみました。慣れないので、筆(キータイピング)が進みません。でも、自分で書いて自分で新鮮味を感じるなんて、なかなか贅沢でもあります。さて、今後はどうしようかなあ。

 あっ、この虫の名前をご存知でしたら教えてください。よろしくお願いします。