
さすがに秋らしい日差しになってきたが、今年も10月だというのにまだまだ半袖で過ごすことも多い。先週末は、金曜日から3日連続で膝上丈のジョガーパンツで過ごしてしまった。いや、暑いんだからそれでいいだろうなって理性は言っているのだが、心のどこかで、この季節にその格好で外を歩いたら恥ずかしいだろうなんて思わないでもない。
それで思い出したのだが、2021年に一時帰国で横浜に2週間ほどいた時のことである。10月だったので住んでいたフランスは完全に秋の気候だった。長袖は当たり前の季節だったわけだが、日本は結構暑いよとは聞いていた。仕方ないから少し薄手の長袖に上着を羽織って飛行機に乗り、羽田に着いて上着を脱ぐ作戦にした。で、帰国してみたら、暑いのなんの。結局毎日半袖にショートパンツで過ごすことになった。
暑いくらいの方が楽ちんな格好でいられるし良いかなとは思ったが、洗濯も忙しい。そんな状況でフランスに戻る直前まで遅い夏を満喫したのだが、最後に免許証の処理を予定していて、神奈川県の試験場まで出かけることになっていた。そしてその朝は、天気予報通り雨が降っていた。ずっと晴れて暑い日が続いていたので、フランスに戻る前に少しフランス的な気候になるのは良いかも知れないと、かなり楽観的に考え家を出た。
すると、そこそこ悪天候の外は、小雨と同時に風が吹き、乗ろうとしていたバスはなかなか来ない。念のために持っていた上着を着ても背中まで寒くなる。直前まで30度近い気温にTシャツで過ごしていたというのに、長袖に上着でもガタガタ震えるレベルである。そこでようやく思い出した。もう10月なのだ。寒い日は寒い。その前までが例外だった。なんとか用事を済ませ、フランスに帰ってみれば、もう秋が深かった。
秋らしい秋が恋しい。