
クズの花が咲く頃、切っても切っても伸び続けてきたそのクズも、成長が少しスローダウンする。始末に終えないその草は、ようやく終わりを悟るらしい。あと二月もすれば葉の色も茶色にくすみ、カサカサと音を立てて北風に身を任せる。
これでようやく終わりかと思えば、土の中に残った根が、もう来年のことを考えている。クズだって、生きている。
なんとまあ、雨の多いことか。クズは元々ほとんど水みたいな蔓を延ばすが、今年は例年にまして水分を含んでいるようだ。やれやれ。いつ関東の雨は終わるのだろう。ひょっとして今週まで?そんなわけはなさそうだ。