水鳥の羽音だけが冷たい朝に微かに舞い降りるオレンジの陽光を震わせ、遠い木々を反射する水面のざわめきに静寂を思い出す。湿った空気に目的を思い出し振り返るように一歩を踏み出す時、足元の落葉はカサカサとささやいて進む方向を指し示す。昨日の疲れた身体を思い出すことはない。息をすることがただ特別な時となる。
やがて広がる人のざわめきは、静寂など最初からなかったとでも言うように周囲を覆い尽くし、その時になってやっと次の新しい朝が始まった事を思い出す。両手のひらをボールのようにして降り注ぐ言葉を懸命に拾い上げようとしたのはもはや遠い記憶。今はただ落ちるに任せるのみ。見ぬふりをするためにヘッドホンでポッドキャストを聞き、避けるように人混みへと足を急ぐ。
気怠いエンジン音が空のどこかにぶら下がる。空の青はどこまでも深く、銀のビルは大地に根を下す。それでも鳥は自由な湾の空をめぐる。
When I sorted out pictures in my PC, I found this photo taken in Vancouver last year and it inspired me to write a prose poem. The text is so difficult to translate but you may find a small image of a bird with a seaplane. The bird looked free in bustle of the city.

This makes me smile, great capture!
Thank you. Interestingly the big city is very close to nature. It was fairly good morning.