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Floral Friday #135


 先週も書いた遠い9月。ヒルガオはまだ夏だと主張している。

 こうしてBlogに書こうとWebで確かめようとすると、ヒルガオはいつも少々ややこしい。何しろ、アサガオ、ヒルガオ、ユウガオ、ヨルガオと出てくるのである。個人的にはアサガオとユウガオが身近なのだが、それは近所の農家がユウガオを栽培していたからである。もちろんアサガオが身近なのは、子供の頃に学校で観察日記をつけされられたからに他ならない。なお、ユウガオはかんぴょうの花であって他の三つとは何ら関係がない。
「じゃぁ、ヨルガオとは何だ」となるのだが、ユウガオとヨルガオは夕方に咲き始めて朝には萎んでしまうから付けられた名前だそうで、その点ではアサガオやヒルガオの逆転版である。アサガオは朝のうちに咲いて萎むが、ヒルガオは夕方近くまで咲いている。
こうやってくだらないことを書いていると、困るのは、勝手に「ヒルガオ」が「昼顔」に変換されてしまうことである。植物名はカタカナで書くことになっている。ヒルガオの意味が昼顔であっても、正式にはヒルガオと書かなければならない。その上、「昼顔」には別な意味がある。ドラマなのか映画なのか知らないが、余計な意味をつけてくれたものである。エンタメ業界のセンスはどうもよくわからない。

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Floral Friday #134


 子供達がまだ寝静まっている早朝の公園には、夏の花が飛び回っている。ようやく上がってきた太陽も滑り台には届かず、周囲の家の屋根にあたった光の反射でいくらかの明るさを保っている状況。そんな夜と昼の境目だから空気も新鮮で花も優しい。
 ようやく季節の変わり目というものの、まだまだ乾いた秋は遠い9月。

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Floral Friday #132


 ひょっとすると、もう夏が終わることはないのかもしれないなどと考える。もしかしたら、明日こそ目覚めるとちょっとだけ冷たい風が吹いているのではないか。雨が降っても33度だなんて天意予報は言っているが、コンピュータ予想なのだからきっと本当は29度止まり。台風が過ぎれば吹き返しの北風が吹く。そんなことを思ってまたひと月が過ぎ、8月が終わった。

 それでも時は過ぎて、夏の記憶は少しずつ秋に変わる。上の写真は8月の上旬頃の様子。ひと月ほど順番に咲き続けたハスは、今はもうほとんど花も終わって、まるでジュールベルヌが描く地底世界のような姿に変わってきた。公園を歩けばまだ緑色の栗の実が転がり落ち、いつの間にかミンミンゼミはツクツクボウシに交代して、夕暮れも早くなった。きっと、夏が終わることもあるだろう。

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Floral Friday #131


 こんなテクスチャのような写真が時々撮りたくなる。雨あがりのクッキリとした緑に白く小さな花が無数に咲いていていて、座り込むようにして覗き込んだファインダの画像が気持ち良い。余計なものが何もない切り取られた空間には、まるでどこまでも広がっているようで、どこか不安に似た感覚を覚える。だから落ち葉を入れて少し変化が欲しくなるのだ。パーフェクトなのはどこか落ち着かない。

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Floral Friday #130


 デイゴは4月から5月頃に咲く花ですが、今年はあまり花つきが良くなかったとの事で、ドンピシャの季節にもかかわらず、あまり良い写真が撮れませんでした。今になって見返してみると、夏らしい燃えるような赤が美しく、季節外れの今頃になってポストすることにしました。南の島(八重山だと「ぱいぬしま」)がまた恋しくなりました。