
(日本語は下に)
Come to think of it, I wonder when I started to feel a sense of elegance when I see red and white plum blossoms. When it was no big deal to carry my skis and visit ski resorts in northen and then middle Japan, I used to take naps on benches on the platform at Otari Village Station at Nagano in the middle of winter, but I would freeze to death if I did it now. I should be aware that I am no longer young, since I have come to take a break by viewing the warm plum blossoms. Just as spring comes after repeated cycles of warm and cold weather, the passage of time changes the way I see things.
とうとう3月も最終週以外は完全には空いていない状況になってしまった。隙間時間なんてたっぷりあるのだが、何かしらひとつでもやることが入っていると、その日はなんとなく他に割り当てたくない気分になる。その昔は年度末の忙しさみたいな話も聞こえてきたが、今の仕事は会計年度=カレンダーだから、3月が特段忙しい訳でもない。スタッドレスタイヤを交換するとか、植え替えをするとか、そんなちょっとした予定が入っているだけである。
ある程度の年齢になると「キョウヨウ」とか「キョウイク」が大事だそうで、つまりは「今日、用事がある」とか「今日、行くところがある」とかが健康を保つらしい。そんな事を気にするような年齢でもないが、知人の中にはそれなりに高齢になっている人もいて、「あっという間だよ」なんて脅されている。ちょっと前までは、そんな脅しも愛嬌みたいなものだったが、最近はそうなのかと考えないこともない。そんなわけで、用事が入っているのは良いことなのだろう。
そういえば、なんて思うのである。いつから紅梅白梅を見て風情を感じるようになったのかなと。スキーを担いで東北と中部のスキー場を梯子することも何でもなかった頃は、真冬の小谷村の駅のホームにあるベンチで昼寝したこともあったが、今なら凍死しそうである。暖かな梅の花見で一息つくようになったのだから、若くはないと自覚すべきなのだろう。暖かくなったり寒くなったりを繰り返しながら春になるように、時間が過ぎて行くことで、またひとつ、見えるものが違ってくるのだ。
Beautiful flowers. It would be a pity if they burned because of the cold temperature
Don’t worry, they will be in full bloom soon.