Cross Cultural, Photo

Floral Friday #203


 どこかしら懐かしさを感じる2色刷りの印刷物みたいな写真だが、被写体の花壇の色合いと大きくは違わない。なんとも新春らしさとは無縁なこの色が面白くて写真に撮ってみた。最近は生活圏がかなり小さくなっているので、こんな小さなことに興味を持つのかもしれない。
 20代のように駆け回っていられるような体力も余裕も無謀さも当然なくなっているが、生活圏が小さいからといって、暇があるわけでもない。時間に追われて案外あっという間に時間が過ぎていく。せっかく仕事を忘れられるお正月なのだから、少しのんびりして一日を過ごそうなんて考えたりもする。でも、そうも行かないのが現代社会というものである。三が日が過ぎるのを待つまでもなく、世の中平常に戻りつつある。

 さあ、今年もぼちぼち動き出そう。