Cross Cultural, Photo

Floral Friday #171


 先週に引き続きヒメジョオン・ハルジオン論争を書こうというわけではない。侵略的外来種ワースト100とか書いておきながら、可愛らしい花だからもう一度載せたいといったような話でもない。可愛らしい蜂の写真のつもりである。蜂ってどういう意味だ?と聞かれかねないが、ちゃんと写真中央、少し右寄りに写っている。
 この頃は夏も近づいてきたこともあって、家の周りにはアブラムシやらカメムシやらが発生しつつあり、油断していると家の中にまで入り込んでくる。虫が苦手というわけでもないが、できれば人間の生活圏と同じ空間を使うのは遠慮してほしいというのが本音ではある。ゆったりコーヒーを飲んでいる目の前をフラフラと虫に飛ばれると、ちょっと落ち着かない。
 そんな中でも、個人的には、てんとう虫とカマキリとクモについては丁重な対応を心がけている。何せ目障りな虫を掃除してくれるのである。数年前にカマキリが植物の葉を食い荒らすバッタを狙っているのを見かけ、「ボナペティ」と放っておいたらバッタを捕まえるのに2時間もかけたということがあった。カマキリは気付かれまいとじっとしたまま動かず、おそらくは気付いていたバッタは動けば捕食されると動けなかったのだろう。
 そんなわけで下の写真は生まれたてのカマキリである。残念ながらiPhoneのフォーカスをうまく合わせられずクリアな映像ではないが、大きさは1センチにも満たないので、これが限界というものである。厳しくも愉快な夏が目前だ。

2 thoughts on “Floral Friday #171”

  1. カマキリの赤ちゃん!見せてもらえてうれしいです。
    カナダで見ることのない昆虫ですし、子供の頃からカマキリはかっこよくて好きでした。生まれたころから、小さなカマを持っていることに感動しましたー。
    バッタとカマキリの思惑(?)、確かにそんな感じがしますね!

    1. そうか、気温が低い地域にはいないですもんね。
      愛らしい目の目立つ顔をくるくると動かしながら、いろいろ探してます。そんな調子でお腹空かないの?なんて思ったりもします。花の蜜とかならあちこちあるのに。

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