
ハナウドでも野良ニンジンでもなさそうなこの白い花は何だろうと覗き込む。もちろん知らないのだから覗き込んだところで答えはない。案外一年中咲いているフランス菊も流石に盛りは過ぎて、一面の白い花畑はもうないが、この水辺の白は勢いを増すばかりだ。記録メモとして写真を撮っておこうとカメラを高く持ち上げて。構図も関係なしにシャッターを切る。そんなことをしながらふと気がついた。水の中に体長50cmほどもあるネズミが泳いでいると。
おそらくはヌートリアだろう。フランスではラゴンダン(ragondin)という。カピパラとも似ているが、より小さく、顔立ちはよりネズミらしい風貌で、害獣指定されている。毛皮目的で飼われていたものが野生化してしまったというのが本当のところであって、本来は南米の動物だそうだ。日本にも西日本に野生化しているそうなので世界中に広がっているということなのだろう。
世界は急速に小さくなっている。

We have them too here in Tuscany and call them nutria. 🙂
Wow, they are also in your country! Seems everywhere in the world.
Find it in the first part of this post: https://manjamaksimovic.wordpress.com/2015/09/21/sl-week-12-beasts-of-south-tuscany/
Thank you for sharing. Very interesting, indeed.
体長50cmのネズミ?!きゃぁーーーっ!しかも泳いでる。。。どうぞカナダには来ないでください。
大好きなカナダに入ってほしくはありませんが、まさか手遅れってことは…
たしかにカピパラに似た顔立ちですね。かわいいなぁ。こんなのがウロウロしているなんて。。。うらやましい。こちらでは、セントラルパークなら野鳥をみることができますが、普段よく見かけるのは丸々と太った鳩やリスくらいです。
ブルターニュは良くも悪くも田舎なのです。パリの人が夏を過ごしに来るのも分かる気がします。でも、これが日常だと、セントラルパークの都会に隣りあった自然にも憧れます。