
夏になると少しばかり人工的で濃厚な色が多くなる。それが何かの自然の摂理と関連しているものなのか、見ている側の期待による結果なのかはわからないが、そうした色を見て夏が終盤を迎えたことを感じている。海洋性気候の石垣島よりも高い横浜の気温にため息をつきながら、ブルターニュの知人から聞く秋の気配を想像して少し涼しい気分になった。夏のはじめに少し気温が高くなったが、いつものように盛夏であっても25度で過ごしやすいとのこと。でも、暑い海に行くらしい。それぞれの夏。
capturing in prose

情熱的な真紅の花弁に見惚れていると、もう先終わろうとする茶色の混じった白や透き通る緑を忘れてしまいそう。夏本番になって、写真のような咲き乱れる春の名残もそろそろ終わり。大好きな百日紅と夾竹桃のピンクを楽しむ時期がやってくる。
さて、次はどこに行こうかなと考えてはみるが、住んでる横浜だって遠くから観光客が訪ねてくる場所なんだから自宅でのんびりしているだけで贅沢なのだろうと、心にもないことを独りごちる。そんなことを逡巡しているだけで、立派な”Wanderlust“。