
この時期は誰も彼もが音信不通みたいなもので、家族と過ごす人が多いからか余計な仕事もお誘いもない。フランスの知人も完全オフだから、クリスマス前に新年の挨拶は済ませたくらいだ。美味しそうないつもと少し違うものでも食べて、ゆったりと過ごすのが良いのかも知れない。幸いにも暖かな横浜にいるのだから。
写真はフランスで数年前に撮ったもの。乾燥した横浜では凍りついたビオラを見る事も滅多にない。ストーブをつけながら、実は暖かいんだなと矛盾したことを考える。良い一年だったなと思えるのがありがたい。
capturing in prose

2023年の秋はきっと記録的な暑い秋になったのだろうなと理性的に考える頭は思うわけだが、そう思う今が12月の半ばであるということは、もはや秋なのではなく冬と言うべきなのだろうともうひとつの頭が考える。なんだか感覚がおかしくなってくる。秋が時期を示すなら記録的に暑かったと言うことが出来ても、秋が季節を示すならもはや秋はなかったのかもしれない。先週末は外気が20度を超えて、太陽高度が下がって日差しが奥まで入るようになった屋内の温度計を見れば、27度を示していた。午後はTシャツで過ごしているから、ほとんど八重山諸島にいるより暑いくらいだったのだ。
ようやく寒いと言える日が増えてきて、自宅仕事用に新しく買ったストーブが使えるかもしれないと、妙なところで妙な期待をする自分が少しばかり可笑しい。
それでも冬の花が咲き始めるのに安心感を覚える12月が過ぎていく。