
今日、7月14日は、日本では革命記念日とかパリ祭とか呼ばれ、北米ではバスティーユ・デイ(Bastille day)と呼ばれているが、フランスの多くの人は単に7月14日(Le Quatorze Juillet)と言う。
フランス共和国としての建国記念日である。各地で花火が打ち上げられ、シャンゼリゼ通りは軍事学校や機械化部隊から外人部隊までの軍事パレードと式典が続き、それをテレビが延々と放送する。毎年ツール・ド・フランスの期間中にあたり、その特別な日のレースは、今年はリヨンに近いGrand Colombierの山岳コースだそうだ。
そんな他人事のような7月14日は、知人が式典に出ることを嬉しそうに語るのを見て、突然身近なものになった。そして同時に、自分が移民として受け入れてもらっているのだと感じた日でもあった。写真はそんな時期にフランスで撮影したもの。